今シグナルズの稽古は、本読みの段階。役と役者がこんにちはして、どう付き合って行くのかを探っている段階です。
僕はそれを見ながら、「こう付き合えば、もっとうまく行くよ」とアドバイスしているような感じです。 今回の稽古場は、皆打ち解けるスピート゛がとても早く、心地いいです。   中には、こちらが思ってもいなかった形で打ち解けるひとが居て、驚き嬉しいです。そういう瞬間をまのあたりにできることは、書いたものとして
、演出するものとして、本当にワクワクします。
そしてこれまでの経験から言って、そういう瞬間のある稽古場から生まれるお芝居は面白いのです。   もちろんこれからやる事は山積みですし、大変な事はいっぱいあるのですが、今稽古場には、いい予感が満ちています。