【献血】第160回 新長田鉄人前献血ルーム | バスと献血のたび

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大阪からバスを乗り継いで遠くまで行きたいです。
献血の記録も載せていきます。

第160

実施年月日:2020/8/15

センター: 兵庫県

会場: 新長田鉄人前献血ルーム

所在地: 兵庫県神戸市長田区若松町5丁目2−1 アスタプラザファーストB1F

種類: 血小板(トリマ使用)

記念品: -

 

神戸の新長田で献血をしました。

↑前日、大阪市役所の玄関で1枚の掲示物を見つけました。

「8月15日正午には戦没者を追悼し平和を祈念して、黙とうをお願いいたします」

8月15日の12時に献血の予約をしているので、時間に余裕をもって献血ルームに入り、ルームで黙とうしようと決めました。
 
で、当日(8/15)です。
この日の神戸の最高気温は12時に記録した35.2度。新長田駅前の噴水広場では子供たちが水と戯れています。都会の駅前にこんな噴水公園があるなんて素敵ですね。
 
新長田での献血は10年ぶり。
「場所はおぼえているから大丈夫!」
と思って歩いていたら、どうやら道を間違えたようです。
駅前をウロウロしているうちに12時になってしまいました。鉄人の見える位置で黙とう。
 
黙とうを終えて振り返ったら献血ルームの場所がわかりました。「深呼吸して落ち着いたら探し物が出てくる」のと同じですね。数分遅れで献血ルームに到着。ごめんなさい。
 
すぐに受付、問診表作成(タッチパネル)へと進みます。タッチペンをパネル前に置いてくださり、使用後のタッチペンはカゴに入れるよう案内があります。コロナの感染拡大防止のために都度消毒しているのでしょう。
 
続いて問診と血液検査です。血液検査のときにいくつか質問がありました。トリマという機械で採血できるか判断するための質問です。最近の成分献血はいつもトリマ。トリマじゃなかったらトリマが無いか、あっても空いていないかです。私の体や血はよっぽどトリマに向いているのでしょう。いや、トリマが私のために開発されたといって過言ではない(私は何者や?笑)。
血液検査後にドーナツをいただきます。兵庫県内の献血ルームでよく見るキングドーナツ。お昼ご飯がまだなので普段よりおいしく感じます。普段ならテーブルに常備して「ご自由に」でしょうけど、コロナ禍の現状にあってはそうはいきませんね。
 
あ、そうそう、全国の赤十字血液センターさんにひとつ企画提案があります。コロナが落ち着いたらそれを記念して全国47都道府県の血液センター相互で「お菓子交換イベント」をやってほしいです。内容はこんなのです。↓
・A県の献血ルームで出しているお菓子をB県で期間限定で出す。
・お菓子のそばにはA県の献血ルームの職員さんのコメント(友達同士でお弁当のおかずを交換しているノリで)を添える。
・また、小さな帳面も置いておいて、ドナーさんはお菓子の感想やA県職員さんへのメッセージを書く。
・A県B県どちらの献血ルームのホームページまたはツイッターにも上記のやりとり(C県D県間のやりとりについてでもOK)に関するコメントを載せる。
・そうやって、みんなで笑顔でお菓子が食べられるようになったことに幸せを感じるイベントにする。
どうでしょう?近い将来できるのか、遠い将来になるのかわかりませんが、いつかやっていただきたいです。
 
よく見ると新聞や雑誌なども撤去されています。キッズルームのオモチャもありません。
家で高校野球を観戦中の妻にメッセージを送ります。
しげたか「一緒に付いてきてもオモチャで遊ばれへんぞ」
妻「どういう意味や!」
しげたか「あ、オモチャやなくて週刊誌か」
妻「ムッカー!」
 
いつもなら献血する私についてきて献血ルームの週刊誌や新聞を読む妻(献血できる条件に合わず)。週刊誌がなかったらついてこないですね。高校野球の方は履正社が星稜に圧勝していました。
なお、DVDは職員さんに声がけしたら採血中に観ることができるそうです。
 
で、トリマでの採血(血小板の成分献血)は約1時間で終了。採血室には採血ベッドが8台。部屋が狭くてやや窮屈な感じ。ま、ドナーは動き回らないので関係ないですが。
採血後は飲み物をいただいて休憩します。
 
いつもならアイスクリームとクッキーがいただけるところですが、コロナ感染拡大防止の対応ということで提供をやめています。採血後にアイスクリームを提供している献血ルームは全国各地にありますが、私が「採血後のアイス」を初めていただいたのは実はここなんです。
 
採血後に職員さんからキャンペーン応募カードをもらいます。毎月抽選があって、当選者(20名)にプレゼントがあるそうです。プレゼントはこちら↓
応募カードには「鉄人グッズ他記念品をプレゼント」とありますが、これはどう見ても長田の地ソース『ばらソース』ですね(笑)。
妻「ソースのどこが鉄人グッズなん?」
しげたか「鉄人の好物なんやで、きっと」
妻「嘘をつけ!」
 

その場でWeb予約キャンペーンというのもやっています。休憩中に次回の献血予約をしてスマホ画面を職員さんに提示。そうすると記念品引換カードがもらえます。その引換カードを次回献血時に提出したら記念品がもらえるとのこと。ラブラッドの会員登録も推進できて良い企画ですね。
 
10年ぶりに訪問した新長田鉄人前献血ルーム。前回は開所してすぐのころでした。開所記念のタオルをもらって帰ったのをおぼえています。上の写真はボランティアの方が作った可愛い10周年記念くす玉。
 
休憩時に職員さんと談笑。
ここは兵庫県で一番小さな献血ルームだそうです。よく来るドナーさんいわく「三宮より落ち着く」。私が大阪で森之宮によく行くのと同じですね。森之宮は狭くないけど落ち着くんです。どちらも地元に根差した献血ルームであり続けてほしいです。
 
献血ルームを出て、もういちど鉄人を見ます。
このあたりは阪神淡路大震災で被害の大きかったところ。あれから四半世紀が経ち、再開発された街並みも見慣れてきました。でも地元の人たちの心の中で震災は風化していないと思いますし、街にはまだまだ課題があるんだと思います。鉄人は震災復興と地域活性化のシンボル。いまはコロナ禍から街を復活させようとする地元の人の心をも象徴していると感じました。
 
さて、お腹が空いたので商店街でお昼をいただきます。
アーケードに入っていきなり
「ぼっかけカレーうどん」
が見つかるなんて、さすが新長田!

↓こちらがぼっかけカレーうどん。カレーとダシがうまく調和した味で美味しくいただきました。

向かいのテーブルでは若いお兄ちゃんがぼっかけ丼を美味しそうにバクバク食べています。いいですね、新長田。
 
ちょうどお盆の時期なので、震災で亡くなった方々の霊は各家庭でお祀りされていることでしょう。そしてこの街のいまを見てくれていますよ。
 
(2020/8/15訪問)
 
※お知らせ:8月末から飲んでいるお薬のため、献血はしばらくお休みです。献血できるようになるのは早くて11月かなぁ。私にとって献血は社会貢献というよりは趣味というかレジャー(笑)。健康でないとできないレジャーだったんだと実感している今日このごろです。
 
 

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