【大阪の名建築】TWIN21 | バスと献血のたび

バスと献血のたび

大阪からバスを乗り継いで遠くまで行きたいです。
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中央区城見は大阪ビジネスパーク(OBP)と呼ばれています。そのランドマークといえるビルがTWIN21(ツインにじゅういち)です。
 
OBPの玄関口である京阪京橋駅片町口にはタイル画が展示されているんですが、そこにも大阪城天守閣と一緒にTWIN21が大きく描かれています。
 
こちらがTWIN21。名前の通りツインビルです。1986年竣工で、いずれも高さは157メートル、地上38階です。
下の写真で左側に写っているのがMIDタワー、右側がOBPパナソニックタワーです。

 
OBPパナソニックタワーはパナソニックグループが入居していて、MIDタワーはパナソニック以外のいろんなテナントが入居しています。
ビルができたころは最上階に有料の展望台がありました。
3階まではふたつのビルを往来できるようになっていて、両者をつなぐ建物はツイン21ギャラリーと呼ばれています。ここには飲食店などの商業施設が入居しています。
ここには「アトリウム」と呼ばれる大きなホールもあり、いろんなイベントに利用されています。古本市なんかもやってますよ。
アトリウムの南西方向には大きなガラス窓があり、その向こうに大阪城天守閣が見えます。夜はライトアップされた天守閣がきれいなんです。
このビルは松下電器の創業家の直営企業である松下興産が建てました。松下興産はバブル期の過剰投資が重荷となって2005年に経営破綻。採算部門はMID都市開発として再出発し、2009年には関西電力の傘下に入りました。その後、2016年に関電不動産に吸収合併され現在に至ります。

 

 

 

 

(訪問日2020/3/8)

 

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