【大阪の名建築】大阪市立工芸高等学校本館 | バスと献血のたび

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大阪からバスを乗り継いで遠くまで行きたいです。
献血の記録も載せていきます。

阿倍野区役所と地下鉄文の里駅との間にある市立高校です。
 
本館はドイツの工芸学校をモデルに建設されました。1924年竣工だそうですから、あと4年で100週年を迎えることになります。
大阪市指定の有形文化財であり、経済産業省認定の近代化産業遺産でもあります。
 
正面玄関の大きなアーチとその上の時計塔がカッコいいです。
 
3階建てで1階と2階の外壁はレンガ。3階はレンガじゃないですね。
3階部分の角には急勾配の屋根を配していて、そこが独特な景観を作っていると思います。
 
学校の周りを一周してみました。
なんだかヨーロッパの町に来たみたいです(行ったことないけど、笑)。
 
大阪市の市立高校21校は2022年4月に大阪府に無償譲渡されます。そのうち工芸高校を含む工業系の5校は方向性を検討したうえで移管作業に入るとのこと。工芸高校がいまのままで存続しない可能性があります。本館が百周年を迎えるころ高校自体がどうなっているか、今後の動きが注目されます。

 

 

 

 

 
 

(訪問日2020/1/12)

 

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