路線バス(高速バスを含む)だけを使って夫婦で西国三十三所を巡礼しています。
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京都府亀岡市の鍬山神社(くわやまじんじゃ)から大阪府高槻市の杉生バス停まで歩きます。距離は約5キロ。
京都府道6号枚方亀岡線を南下するとすぐ京都縦貫道の高架をくぐります。
この府道は大阪府に入っても府道6号なんです。
郵便配達のバイク以外は結構とばしていますね。(上の写真のバイクのことではないよ)
途中に狭くなっている区間もあるので気をつけて歩きます。
土砂崩れしている箇所もあります。
谷に沿った道は両側とも山が迫り、道路が影になっていて涼しいです。
涼しげな川の流れを見ていたら、茶色いものが動いています。
鹿がいますね!
京都と大阪の府境が近づいてきました。
巡礼の道は府道46号を経て茨木へ至るのですが、私は高槻へ向かいます。
大阪府に入ります。この巡礼では摂津、播磨を経て再び京都府に入る予定です。
この府境は分水嶺になっておらず、境界の向こうも上り坂が続きます。
実はこのあたり、昔は京都府南桑田郡樫田村でした。樫田村は丹波に属する村ですが、村の中に亀岡方面と高槻方面の分水界があり、もともと分水界と国境が一致していなかったのです。
昭和30年代、南桑田郡の町村が合併して亀岡市が発足する際に、樫田村は高槻市との越境合併を選びました。樫田村から見たら亀岡に下る道の方が不便そうですし、越境するのが現実的な選択だったのかもしれません。
大阪府唯一の公営バスである高槻市バス。その杉生バス停に着きました。
ここは高槻市ですが旧摂津国ではなくまだ旧丹波国。道はこの先もまだ上りです。
(訪問日 2018/6/9)
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