先日、大阪市内の渡船について書きましたが、大阪市内の山も巡っていきます。
まず最初に訪れたのは昭和山。標高33m。大阪市内で2番目に高い山です。
落合上渡船場(上の地図右端の渡船マーク)を訪問したついでに登頂しました(笑)
昭和山は千島公園の中央に位置しています。
この辺りには昔、大正運河がありました。延長1963m、幅45mで、この運河を中心に貯木池が広がっていたそうです。そこに西区から移転してきた木材業者が集まり関西随一の木材市場となっていました。
その後、地盤沈下で貯木池としての機能が低下し、貯木施設は住之江区の平林に移転してしまいます。移転後の昭和44年、千島計画というのが発表され、このあたり一帯に「港の見える丘」を建設することになりました。埋め立てに使ったのは地下鉄工事の残土。ダンプカー57万台分の土砂で人工の山が作られ、天保山の故事 に因み昭和山と命名されました。
山ができた当時は大阪市内で標高が最も高い場所だったのですが、鶴見緑地に鶴見新山が建設され、今は大阪市内で2番目に高い山となっています。
ここはソテツなどの亜熱帯植物が多いですね。大正区には沖縄出身の人が多いのですが、その点と何か関係あるかも。
登山途中に野生動物を発見!かわいい!!
妻「ルールルル、ルールルル」(笑)
山頂からおばちゃんが
「○○ちゃん、早く来なさい」
という声がすると、野生動物はおばちゃんの方へ走っていきました。
山頂に着きました。三角点はありません。
野生動物と戯れたかったのですが、野生動物とおばちゃんは先におうちに帰っていったようです。
港がよく見えます。まさに「港の見える丘」
ここも千島計画で建設された建物。
大正図書館は沖縄に関する本のコーナーがあるのが特徴です。
(訪問日2016/3/19)
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