子ども3人、夫の合意有りで婚外彼氏の居るアラフィフパートタイム主婦のシナモンです。

夫に女性としての全てを否定された為に、経済的支えを受けて私は家庭という箱物を提供する。体と心の幸せは、婚外彼氏と築く事にしました。家庭内別居状態ですが、子どもはのびのび暮らしてます。


追記 違和感を個性と捉え、そもそもかみ合わない中で、ずっと家族らしくやってきましたが、恐らく夫はASD(自閉症スペクトラム障害)だと確信しました。興味の範囲が極端に狭く、相手の感情をくみ取る事が出来ません。


既存の価値観を超えて、罪悪感を持たずに私の幸せを選ぶ事で、水が溢れるように周囲も満たす事を目指しています。

生活費が底をつき、夫に銀行のカードを渡してお願いした。我が家はまとまった金額を入れて、どんどん消費するスタイルです。

「この前出したでしょ。明細だして、使い過ぎ。」
「…子どもの進学や就職が重なって…」
「長男には学資保険の満期も渡してる」
何度かのやり取りの後、
「沢山使っている自覚はあるけど、収入に対してこれぐらいなら大丈夫かと思ってます。今後もこのペースで使うけど、これ以上にはしません」と伝えたら渋々納得した。

そしてお金の話の流れで、老後やもしもに備え私名義の資産が欲しい事と、2年前に私が購入した自動車のお金を家計から出して貰えないか伝えた。

「お金くれ言うてんですか?知りませんよ!そっちで勝手にしたらどうですか。」
車に関しては、「自分は一度も乗ってないものに何で出さないと行けないんですか。」

案の定、先のことは知らない、自分に関係ない発言をされたので、夫婦の役割分担として私は子育て家事を担い、その分仕事はパートであり収入面で不利である事。何かあった時とても困る事。離婚の意思は無いが、例えばその場合年金や夫の資産は私にも幾ばくかの権利が主張出来る事を伝えた。

「この(散らかった)状態でですか?」
「そんなん、認められるか分からない」
と、不服そうな顔をした。

…惨めだった。
ATMと割り切った夫に人間らしい優しさを期待するおめでたさ。私が本当に欲しいのは、想いやり支え合う温かい関係で、優しい気持でお金を出して欲しかった。

…惨めの底を味わおう。「幸せが有る」と思い込んだ日々も、反旗を翻した日々も、何者にもなれず稼げない自分も。ここからがスタートだ。

このまま現状維持し一生を逃げ切るつもりだったけど、違う未来を選んでも良いのかもしれない。淡々と備えておく…離婚がゴールでは無い。

「お母さん、私ちゃんと出来なくてごめんなさい。」という思いが湧いて、ポロポロ泣いた。昔母が持ってきた見合いで、私はここでちゃんとした家庭を築こうと頑張った。幸せの型にはまったら幸せになれると思っていた。