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 県議選の初日にあわせたように、旧能代市の中心商店街に「イオン出店反対」のノボリがあちこちに立っていました。あれ、この一角にあるジャスコ店もイオングループに間違いないはずだが。その、ジャスコ店近くにものぼりが立っていた。多分、事情を知らない旅行者などは変に思うだろう。今朝の地元紙に近くの商店の声として「ジャスコ能代店とは、共存していきたい。郊外大型店と入れて欲しかった」と、載っていた。
 昨年から旧能代市では郊外になる東能代地区の自動車道路のバイパス付近に予定されている郊外型イオン商業施設に対して能代市民の世論を2分する騒ぎになっています。この施設に対してノボリ掲出は既存商店街の反対の意思表示でしょう。
 旧能代市の中心地の近くに住んでいる私にとっては、新しい施設が出来れば選択の幅が広がる確かだが、あまりメリットは感じられない。能代市にとっても長期的に見た場合はあまりメリットはないだろうと思われる。賛否を問われれば「否」と答えるだろう。まして直接打撃を受ける既存の商店街にとっては死活問題だと思う。でも、なんか違和感がある。