3月4日、突如Apple社からM3 MacBook Airが発表され、3月8日に出荷が開始されました。

最新チップ「M3」を採用、WiFi 6E対応、クラムシェルモードで最大2台のディスプレイ出力に対応。

 

今回はイベントなしのステルスアップデート。

新型iPadシリーズの発表と合わせて春のイベントで発表されるのではないか、M3 MacBook Airの発表は6月ではないかと思われていたので、iPadよりも早く単独のステルスアップデートはちょっと意外。

 

ま、最新チップ「M3」採用は、昨年のM3チップ発表で既定路線だし、デザインもM2 MacBook Airの継承だし、他もマイナーアップデートなので、イベントを開催するまでもないということだろう。

 

M3はAIや3D機能が強化されているとのこと。

昨今のパソコンはAI推しだが、Appleはすでに数年前からMac以外にiPhoneやiPadでもビデオ通話での顔追従や背景ボカシ、文字入力での自動変換、音声入力で「え〜」や「う〜ん」などを入力しない等、しれっとAI機能が入っているのだが、さらに進化しているということかな?

iPad9のA13チップでは文字入力がバカだったり(辞書の問題?)、音声入力を使うと遅くてかったるく感じたりするのと同じで、機能が進化すればするほど従来のチップでは遅くなり最新チップの高性能が求められるのは痛し痒し。

 

価格は、M2 MacBook Airから据え置きで、16万4,800円から。

性能的にはバーゲンプライスだが、エントリーモデルと考えると高い!

16 GBメモリ/512 GB SSDにカスタマイズすると、20万円超。

CPUなどの基本性能に加えてディスプレイやスピーカー等の質やデザインを考えると価格相応というのはわかるけれど、Windows PCのエントリーモデルの倍の価格。

そろそろ家のIntel版MacBook Pro (2018)を買い替えたいところだが、ちょっと簡単に手が出せる価格ではない。

アメリカでは$1,099+税からなので、$1 = 136円のレートでAppleも頑張ってくれていると思うが(この時期のアップデートも日本の新学期に合わせてくれたのだろう)、Office、ブラウジング、動画鑑賞をメインと考えるとオーバースペックで高いね。

 


 

M2とM3の性能差は10%程度ではないかと言われているので、むしろM2 MacBook Airの値下げの方が嬉しいニュースかも。

14万8,800円から。

最低限の仕様8 GBメモリ/256 GB SSDで学生教職員価格なら13万3,800円で、さらに今なら24,000円分のギフトカードがキャッシュバック=実質11万円を切る価格。

 

Apple ギフトカードで買うものが何かあるかと問われると微妙だが、iPhoneの買い換え、iPadやAirPods、アプリやゲームを欲しいと思っている人にはいいかも。

Apple Musicのサブスク2年分の支払いに当てれば良いのか?

 

動画編集までやるなら16 GBメモリ/512 GB SSD、そうでなくてもMacOSは仮想メモリを頻繁に使うので8 GBメモリ/512 GB SSDくらいにしておいた方が無難な気もするけど...

(ストレージはiCloudや外付けでなんとでもなるという話もある)

 

M2にするかM3にするか、13インチにするか15インチにするか、メモリを8 GBにするか16 GBにするかは、悩みどころ。

 

M2とM3の1.6万円の価格差は、性能差はそこまでないような気もするが、M3の方がサポート期間が長い可能性を考えると微妙だの〜。

個人的には3万円以上安ければM2だが、この価格差ならM3かな?

 

あとは、Airにどこまで仕事をさせるか?

職場や家にMacがあるサブユースなら、最小構成でも良さそう。

(う〜ん、とりあえず最小構成で買っちゃおうかな?)

 

残念なニュースはM1 MacBook Airが販売終了。

これでステーブジョブズが伝説のプレゼンテーションで封筒から取り出した楔形デザインのMacBookはなくなった。



一般的なブラウザ、書類作成、事務作業などの用途では、M1の性能でも全く問題ないんだけどね。

動画編集や3D関係のスペックは必要ないからM1でいいので、8 GBメモリ/512 SSDくらいで10万円を切るくらいのエントリーモデルが欲しい。

 

M1 MacBook  Airを中古で探してみるか?

 

誰かお金を恵んでくれんかなぁ~。