11月中旬から、2018年に引退した安室奈美恵さんの楽曲がApple Musicなどの各種サブスクリプションサービスや公式YouTuneで視聴できなくなっているそうだ。

権利者との契約の終了に伴い..という話。

権利者がコンテンツを引き上げると、手元に何も残らないというサブスクの問題点が露呈したかたちだ。

(画像は、avexさんから拝借。← 引用や宣伝のつもりだけど、これも権利関係上問題あるかも?)

 

権利者って誰だろうなぁ〜。

安室さん本人か、作詞作曲編曲者か、事務所か…

事務所を移籍したり引退したりした関係で権利関係が複雑になっているのかもしれん。

 

そういえば、以前にはピエール龍さんの事件で電気グルーブの楽曲が聴けなくなるという事態もあった。

 

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Apple Musicに関しては、今回の件以外にもMacをApple MusicのiCloudライブラリと同期すると、個人でCDからライブラリに取り込んでいた曲が消えるという問題が以前より指摘されている。

Apple社のiCloudライブラリと手元のMacの中のライブラリを照らし合わせて、ダブっているものは削除するというわけだ*。

サブスクを購読している限りはApple社のiCloudライブラリに曲があるので問題ないが、購読を解除するとMacの中にも曲が残っていないという...

(iCloudライブラリにない楽曲を一方的に削除するという話もある)

 

今回のようなことがあると、自分でCDを購入してMacに取り込んでいたのに消えちゃった人もいるのではないかなぁ〜?(そして、CDは聴かなくなったので売っぱらって手元に残っていなかったりして)

昔、iTunesで購入したものが消えていたらさすがに酷だ。

 

普段は聴いていなくても聴けなくなると聴きたくなるというのが人情というもので、突然サブスクからコンテンツを引き上げるというのはCDを購入させる新たなビジネスモデルになるかもしれん(笑)

 

個人的には、iPhoneとiPadはApple MusicのiCloudライブラリと同期しているが、MacだけはApple Musicとの同期をしていない。

iTunes時代にCDから取り込んでいた曲が消えた苦い過去があるので。

どんなにサブスクが浸透してきても、推しの作品はCDなどの物理的なモノとして持っておくのが正解かもしれん。

 

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Apple Musicといえば、毎年年末恒例の今年一番聴いた曲が表示されるようになった。

シゲルの今年聴いた曲ランキングは、こんな感じ。

 

よく聴いたアーティストランキング

 

やはり今年は1月に亡くなった高橋幸宏さんですね。

高橋幸宏さんが亡くなった際には、幸宏さん本人やYMOの楽曲をたくさん聴いて、坂本龍一さんが亡くなった際には、David BowieやDavid Sylvian、Aztec Cameraの楽曲ばかり再生していた。

あとは、スポーツジムでジョギング中に再生していたVaundyや藤井風、マハラージャン、フジファブリック、仕事中のBGMでユーミン、山下達郎、角松敏生、椎名林檎などのシティーポップ系。

もっともApple Musicにほとんど楽曲がない山下達郎さんや角松敏生さんはランキングから抜けているのだけど。

 

よく聴いた曲ランキング

 

よく聴いたアルバムランキング

 

あらためてランキングを眺めると節操ない。

 

Apple Musicのサブスクで毎月1,000円程度払っているが、Vaundyや藤井風、マハラージャンなどの新しい曲以外はほぼ自分のMacのライブラリに入っている曲ばかりなので、ほとんど購読の意味がないじゃないかという気もする。

ロスレス&空間オーディオ、音量がコンスタントなのが若干のメリットか...

 

ちなみに、山下達郎さんは「サブスクでは楽曲の収益が作り手やレコード会社にほとんど還元されない」と言ってサブスクに否定的だが、サブスクにない楽曲は違法サイトやYouTubeなどにアップされていたりするので、作者に全く還元されない、Appleなどの企業の代わりに違法な輩(場合によっては犯罪組織)に収益が渡るというのも本末転倒な気もするね。

 

心変わりしてくれんかな?

 

最近、BGMとしてよく流している動画(収益化していないので広告がないのがよい)

 

山下達郎さんと角松敏生さんの楽曲がApple Musicに来ないかなぁ〜。

そういえば、Apple MusicにはSMAPなどのジャニーズ系やモーニング娘。もないな

 

* Macから楽曲データが消える問題はライブラリーに表示されないだけで、データとしては残っているという説もあります(自分の場合にはデータも消えていたけどね)

 

いさなみすやお💤