先日、つくばマラソンの日、早朝移動の際にすれ違ったと思われるローマ教皇。
11月23日の朝バンコクを立ち、夕方に東京にやってきて、歓迎式。大使館で司教との集い。
24日は、長崎、広島を訪問して、平和への祈りを捧げ、核廃絶を訴える。
25日は、震災被災者との集い、天皇と会見、青年との集い、東京ドームでミサ、首相と会談、要人との集い、ついでに日本に難民受け入れを求める。
26日は、イエズス会員とミサ、上智大学を訪問して、昼前にローマへ向けて飛び立って行った。
朝から晩までハードワーク。
布教活動とはいえ、慌ただしい。
海外から来日直後に休日出勤、早朝から長崎&広島日帰り、翌々日に東北出張とか、ブラック企業以外のなにものでもない。
82歳の教皇を酷使するバチカン恐るべし。
キリスト教では日曜日は安息日じゃないのか?
東京ドームでミサといえば、聖飢魔Ⅱではないのか?
原爆を落とされた被爆地で核廃絶を訴えるって、レイプされた女性に向かって性犯罪反対と訴えたり、交通事故の被害者に向かって煽り運転や飲食運転の危険性を説くみたいなもので、若干違和感を感じる。
難民受け入れも、まずはバチカンからって気もするよね。
いろいろ思うところも多いが、宗教間の対話の促進、紛争からの脱却、貧困の克服、環境問題、さらには核兵器廃絶などを精力的に訴えてきた姿勢は、高く評価されるべきものだろう。
唯一の被爆国、日本を通して、世界平和を訴えたってことで…
災害大国、日本の避難所を通して、世界に難民救済を訴えたってことで…
あながち間違っているとも思えない。
そういえば、環境保護も訴えていたな。
グレタさんに通じるものもある。
あと、人間の尊厳としての「労働」…
あの過密スケジュールの本人がそれを言うか?
言うは易し、行うは難し…
だが、信じる者は救われる。
P.S.
東京ドームでのミサ当日の写真を拾ってきた。
各種グッズ販売など、聖飢魔Ⅱや嵐に通じるものがある。
ブックカバーは売り切れ。
クリアファイルや写真集もあるよ。
当日券も出ていた様子。