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たしかアイザックアシモフ著だと思うが、昔に読んだSF小説を思い出した。

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その惑星には、太陽が6つある。
それぞれの太陽が交互に1日中ずっと地表を照らしている。
その惑星は、夜の来ない星である。

しかし、二千数年に一度、日食が起こり、数時間の暗黒がやってくる。
生まれてはじめて暗黒のときを過ごす人々はパニックになる。
そして、その度に文明は滅びる。

ある年、天文学者が近いうちに惑星に日食が起こることを発見した。
そして日食の日、惑星の人々はパニックになった。
明るさを保つために、人々はいろいろな物を燃やしはじめた。

しかし、それでも暗黒のときはやってきた。
そこで人々が見たものは、生まれてはじめて経験する暗黒の恐怖、、、
ではなく、生まれてはじめて見る美しい星たちのきらめく夜空であった。

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いつも見ている太陽のある青空は、世の中のすべてに見える。
けれども、太陽に隠された美しい世界が存在しているのだ。
生まれてはじめての夜が来るとき、新しい発見があるのだ。

そう、いつも貴女が見ているシゲルはすべてではない。
一緒の夜を過ごすとき、美しく新しい発見があるのだ(笑