先日、テレビを観ていたら、明石家さんまが「チンチロゲって、どこにでも落ちている。床やカーペット、ソファーならいざしらず、ひどい時には本棚から取り出した本やタンスから出してきたTシャツなんかにも付いてくる。どこにでも付いてくる恐怖のチンチロゲや」ってな話をしていた。
その話を聞いて思い出したことが2つある。2つ目はまた別の機会として、そのうちの一つは、昔、九州のKBCラジオ「パォーン」という番組の「わけありベストテン」というコーナーで流れていた「この木なんの木」の替え歌。

♪ この毛なんの毛気になる毛
♪ 風呂場に落ちてた毛ですから

で、これを思い出すためにネットを検索してみたら、ほかにもいろいろありますな。

♪ この毛なんの毛気になる毛
♪ 見たこともない毛ですから

ってな具合に。

まぁ、そんなわけでチンチロゲは、いろんなところに落ちているわけである。

そんなことを思い出していた猛暑のある日、素肌に白いポロシャツをきて街を歩いていたら、ポロシャツにチンチロゲらしきものが付いているのを発見!
「やばい! チンチロゲを真っ白なポロシャツの胸元に付けたまま町中を歩いていた!」と思い、慌ててそのチンチロゲらしきものを引っ張ってみた。

イテッ!

なんと、そのチンチロゲらしきものは、チンチロゲではなく、ポロシャツの繊維の隙間からひょっこり顔を出した胸毛であった。一瞬、チンチロゲでなくてホッとしたが、もし誰かにすれ違い際に見られていたとしたら、それはまさにチンチロゲと思われていたことに違いなく、やはりそれは恐怖のチンチロゲであった。