今年もラマダンの季節がやってきた。といっても、私はイスラム教徒ではないので、断食するのがうれしい事なのか、悲しい事なのか、よくわからない。まぁ、要するに「日の出ている間は食事をしてはいけません」という期間である。

でも、いつも思うのは、これってずるいと思うんだよね。だって、毎年11月頃で北半球では比較的日の短い季節なんだよね。パレスチナあたりでも緯度で考えれば、日本でしょ。アフガニスタンとかロシアだと断食っても、8時間くらい。北欧なんかに住んでれば楽勝でしょ。その点、インドネシアやマレーシアのイスラム教徒はまじめで尊敬に値するよね。

そういえば、英国にいた頃、隣の家にイスラム教徒のスーダン人が住んでいた。スーダンあたりだと赤道に近いから結構大変だよね。それで英国に引っ越してきたのかもしれん(笑)。ということで、南半球に行くと断食する時間がだんだん長くなるよね。敬虔なイスラム教徒の南極観測隊とかいたら大変だろうね。