2022年1月18日 | 安宅増太郎ブログ

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明日の株式相場に向けて=中長期投資ならいったん資金回収を | 市況 - 株探ニュース (kabutan.jp)

 

強い株につけというのは軟調相場におけるセオリーだが、今の地合いは強い株を“狩る”ことで買い方を委縮させるようなムードが意図的に作り上げられているようなフシがある。企業の決算発表本格化を目前に控え、仮に投資家の不安心理をついた期間限定の“仕掛け”であったとしても、戻りの天井が徐々に切り下がっている現状は警戒が必要だ。FRBなど世界の中央銀行が金融緩和政策の終局に向けた動きを示すなか、業績相場へのバトンがうまく渡るのかどうか、しばらくは見届けておく必要がある主力大型株では最高値圏で強調展開を続けるトヨタ自動車<7203>が国内市場における最後の砦といってもよい。同社株がここから大きく値を崩した場合は、相場全体が悲観に染まることになり、マザーズ市場などの追い証回避の売りも誘発する可能性が高くなる。逆説的な言い方をすれば、トヨタの株価が大崩れして初めて、最初の買い場が近づいているというメルクマールとなる。