私たち夫婦の日常を
お読みいただき、ありがとうございます。
しばらく非日常の話題です。
彼がもう助からないと分かった時、
あと数日、
亡くなるのを待つだけ、
顔を見に行くだけ。
落ち着かない気持ち、
休暇をいただいても、何もできない。
妻「ちょっと歩かない?」
「え?」
妻「散歩。」
心が沈んだ私を思ってでしょう
2人で近くの土手や公園近くの道を
ゆっくり歩きました。
時々、彼のことを話しながら
「昔はね・・・・・」
妻「そうだったんだ・・・・」
今まで話してなかったことなど、
ぽつり、ぽつり話しながら。
2人で彼を送れてよかった。
妻が傍にいるだけで、安心できました。
幸せな自分であることを
悲しいできごとの中で
知ることができました。
悲しい話題は今日で終わりにします・・。
前を向いて!