今こそ政治力
東日本大震災で課題は山積みしている。国会の会期を
延長して、本格的な復興を急ぐことは、急務である。
国会は会期を8月31日までの70日間延長することが決
まった。被災地では、いまだに避難民11万2,405人(6月
16日内閣府発表)の方々が不自由な生活を強いられてい
る。生活設計の先が見えない中で、酪農家の中では自殺者
も出るなど、政府は真剣に復旧・復興を考えているのか!
これから暑い夏を迎え、クーラー・扇風機もない体育館で
の避難生活をどう乗り越えていけというのか。
2次補正予算案については、被災地や原発に万全の対応
が出来るよう与野党が更に智恵を絞り、早期に成立させる
べきである。
70日間の会期延長で、70億円の税金を使うわけです。
今度こそ与野党が協力して被災地を正面から見据えた政治
を作り上げて欲しいものです。
国会会期延長と菅首相の退陣時期は切り離して考えるべ
きである。首相に退陣を引き延ばし口実とさせてはならない。
ねじれ国会で非常時とも言える事態に対処するには、強力
政権が必要だ。
今こそ政治力の発揮ではないでしょうか?