母は第三章へ。
2014年3月29日(土)赤口/晴れ
昨夜まで縺れに縺れていた糸が、今日の昼過ぎになって、パッと解(ほど)けました。
母の退院後の施設選びは、正直、八方塞(はっぽうふさがり)の様相を呈していて、そのことが私の精神状態にも悪影響を及ぼしていました。
いざ物事が前に進む時というのは、こんなに呆気ないものなのかも知れません。
目の前の壁が一瞬にして崩れた。
そんな感じでした。
母の発熱に伴う最初の入院(2014年1月17日)が第一章だとすれば、
医療過誤の疑いが残る脳梗塞・左下肢動脈血栓の緊急手術のための転院(1月31日)が第二章になるのでしょう。
その第二章において、母の容体は快復し(脳梗塞の後遺症は残っているが…)、いよいよ退院の日が現実のものとなってきました。
1月31日の時点で、一度は母の絶命を覚悟したことを思うと、今お世話になっている医師・看護師の方々が神様のように思えます。どんなに感謝しても足りないくらいの恩を受けました。本当に転院して良かった。
もしも、あのまま第一章の病院にいたら?…考えただけでも恐ろしい(怒)。
この部屋に居るのも、あと数日です。
お母さん、よく頑張ったね!
母は、本当に強いです。
軟弱な私だったら、とっくにダメだったろうな?
母の第三章は、在宅介護(第四章)に向けてのリハビリ施設に入所することです。
82歳の母にとって、施設でのリハビリは、決して楽なことではないでしょう?
でも、母は頑張ってくれると思います。
とにかく、良かった。