「白い巨塔」再び。
2014年1月30日(木)大安/雨
入院中に起きた母の脳梗塞は、医療過誤の疑いが残る初歩的ミスによって、重症化してしまいました。
あれから一週間、幸いにも脳の腫れは沈静化し、大きな後遺症は残ったものの、命のやり取りからは解放されたかのように見えていました。
ところが今度は、左下肢動脈に詰まった血栓を見落とされ、壊死の進行に伴う命の危険に晒されてしまったのです(唖然)。
たった一週間の間に、二度までも命に係わる大失態を演じられ、挙句の果てには「余命数日」の引導まで渡されてしまいました(茫然)。
信じがたい現実に、悔しいやら、悲しいやら、力が抜けてしまうやら、自分自身の頭の中を整理することができませんでした。
ただ、一度目の失態で涙をたくさん流したので、今回は、思いのほか冷静でした。
さて、どうしたものか?
とにかく、こうなった以上、母を「こんなところ」に置いておくわけにはいかない。
こんなところに居たって、死を待つだけである。
どうせ数日の命なら、残された時間でヤレることだけはやっておかないと。
それが裏目に出て、母が絶命したとしても、たかが一日二日の違いである。
何も分からない母の耳に、頬と頬が触れるくらい顔を寄せて話しかけました。
「お母さん、もう、こんなところに居たくないよね?」
「俺が何とかするからね!」
「大丈夫だよ!」
「お休みなさい!」
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→(2014年1月24日)http://ameblo.jp/shigeru3648/entry-11757805992.html