金峰山 | ちゃぱです。

金峰山

鹿島槍ヶ岳から、まだ1週間しか経っていません。

山歩きが、楽しくて楽しくて、次の山のことばかり妄想するようになってしまいました。

ただ、大きな連休は、そう頻繁には取れません。…山を辞めますか? それとも仕事を辞めますか? なんてことになってしまいますね(笑)。

「日帰りで登っても、翌日の仕事に影響しない山」、つまり、往復の運転も含めて、それほど疲労が残らない山を捜さなければなりません。同時に、この頃から私は、日本百名山のブランド(?)に拘るようになってきました。

日帰り可能な百名山。たくさんありますね。これから先が楽しみです。


金峰山(きんぷさん/2,599m)日本百名山 №68

■2008年7月24日(木)晴れ

■日帰り/単独

■行程/大弛峠(おおだるみ峠)⇔朝日岳⇔鉄山⇔頂上

■標高差/239m

■時間/05時00分~09時50分(4時間50分)

■参考/走行距離(380.1㎞)高速道路(調布⇔勝沼\3,000)


ちゃぱです。 (南アルプスと頂上・五丈石)

ちゃぱです。 (雲海に浮かぶ富士山)

ちゃぱです。 (五丈石をバックに…)

ちゃぱです。 (大日小屋へ下る尾根道と南ア)

ちゃぱです。 (瑞牆山の向こうに八ヶ岳)

ちゃぱです。 (五丈石と南アルプス)

ちゃぱです。 (立ち枯れの森と五丈石)


私が歩いたコースの場合、山歩きだけなら大した労力を要しません。快適な山歩きが楽しめます。しかも、頂上からの富士山、南アルプス、八ヶ岳の眺望は最高です。早起きは三文の得、否、早立ちは三文の得(笑)。頂上は貸切状態だったので、大岩に寄りかかって、ゆぅっくりと極楽気分を味わうことが出来ました。

ザックに忍ばせていた、チョコエクレアを食べていたときです。「いいものを食べてるなあ!」と、長靴姿のオジサンが登ってきました(近寄ってきました)。「天気が良いから登ってきたよ」と、妙になつっこい方で、「あれが甲斐駒。その左が千丈。右側のギザギザが鋸岳」…云々。私が聞きもしないのに、懇切丁寧に解説してくださいました(笑)。もっとも、私の風体を一目見るなり、「余所者の素人」だと見抜いていたのかも知れません(苦笑)。その長靴オジサンの正体は、金峰山小屋のご主人でした。束の間の話をした後、「今度、泊まりに来なぁ!」と言って、足早に降りて行きました。


大弛峠に戻って時計を見ると、まだ9時50分でした。体も疲れていません。

金峰山と峠を挟んで真向かいに、北奥千丈岳と国師ヶ岳があります。北奥千丈岳は百名山ではありませんが、秩父最高峰の冠が付いている山です。百名山の金峰山の隣にあって、標高では金峰山に勝っています。

「ここまで来て、登らずに帰るのは勿体ないなぁ」、「よし、第2ラウンドだ!」。


北奥千丈岳(2,601m) 国師ヶ岳(2,592m)

■2008年7月24(木)晴れ

■日帰り/単独

■行程/大弛峠⇔前国師⇔(北奥千丈岳/国師ヶ岳)

■標高差/241m

■時間/10時00分~11時30分(1時間30分)


ちゃぱです。 (前国師から仰ぐ金峰山)

ちゃぱです。 (北奥千丈岳頂上と金峰山)

ちゃぱです。 (国師ヶ岳頂上と北奥千丈岳)

ちゃぱです。 (夢の庭園/眼下にチャパⅡが)


北奥千丈岳から見た金峰山は、今立っている頂上よりも高い感じに見えました。改めて写真を見ても、その印象は変わりません。不思議です。

北奥へ登ったら、国師ヶ岳は目と鼻の先です。せっかくなので、こちらにも寄り道して、ついでに「夢の庭園」を下って大弛峠に戻りました。庭園の階段からチャパⅡが見えたとき、何故か「ほっ」としました。


■追記①/大弛峠までは、林道川上牧丘線を走ります。この林道は相当に手強いです。距離が長い、道が狭い、ヘアピン連続の3拍子が揃っています。運転好きな私が、途中で飽き飽きするほどでした。はじめに、「山歩きだけなら大した労力を要しません」、と書いた理由はココにあります。もしも、金峰山に再訪するとしたら、次は瑞牆山荘、或いは金峰山荘からのコースを歩きたいと思います。あの林道は、もう懲り懲りです(苦笑)。


■追記②/帰りに、またまた寄り道して、「ほったらかし温泉」に浸かって来ました。私が入浴したのは「あっちの湯」です。この温泉に辿り着くのは至難の業で、ナビの案内に従えば従うほど、頼れば頼るほど、ドツボにはまります。

ナビの案内は無視して、道路脇の立て看板を頼りに運転することをお勧めします。