ヤマハのTHR10II! | shigeru news .com

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日常と音楽

ヤマハのデスクトップアンプ、

THR10IIです。


ギターアンプとして「コレを買ったら負けだろ」と思って手を出さなかったが、やっぱり買ってしまった。


今まで買わなかった理由は、、、

・見た目がチャラい。

クリーム色の筐体が押し付けがましいオシャレ風味を演出している。更に、真空管をシュミレートした照明は「ヤマハさんやり過ぎだろ〜」感がMAX。

・デジタルアンプは出音がイマイチ嘘くさい。

確かにギュイーンと気持ちがいい音が出るが、音が遠い(籠っている?)気がする。何となくレイテシーを感じる瞬間がある。

以上の点が気になって手を出さなかった。

しかし、ギターもベースも弾くのでその都度アンプを出し入れするのはめんどくさいし、かと言ってアンプ2台出しっ放しは嫌だ。やっぱり、元曲を(iPhoneから)Bluetoothで鳴らしながら弾くのは楽しい。出音もそれっぽいし、エフェクターも完備。となれば、、、買うしかない(笑)!


THR10IIにした理由は、、、

・BO○Sの刀シリーズと迷った。

ローランドは好きなメーカーで個人的に保有機種も多いが、致命的な欠陥が、、、それはデザインが謎過ぎる事。あの「刀」のロゴはオシャレとかカッコイイとかを超越していて理解不能。社風なのかローランドは昔から謎デザインが多い。カタナミニのアンプは実際に所有しているが、ミニサイズが限界(笑)

・ギターとベースの両方が使える。

あのサイズ感と出音でギターとベースが一台のアンプで済むのは手間的にもスペース的にもメリットが大きい。開発コンセプトの勝利。実際、贅沢言わなければマジ使える。

・内臓バッテリーはいらない。

内臓バッテリーは劣化する宿命を内包しており信用出来ない、この機能に関しては最終的にゼロに行き着く。電池ならば変えれば済むし、基本的に本体側の性能低下とは無縁。(残念ながら先代機で終了)

・ワイヤレスはいらない。

ワイヤレスも信用出来ない。無線系デバイスは意味不明の不調もあるし、線で繋がっていれば確実! 更に、導入コストが高過ぎる(ギター側デバイス別売)。

・真空管シュミレート照明はoffに出来る。

コレは微妙な問題(笑)。あの機能は「ヤマハ流の洗練された悪趣味」みたいなもんであえて付加してる様な気がする。ヤマハは大企業でいろいろ作ってる割にはデザインコンセプトにムラが少ない。サッパリ風味で中性的、無駄な加飾が少ない。


実際どうなのか?、、、

コレは売れるだろう、非常によく出来てると思う。今の家庭(家族)事情にマッチした商品。小さい音量でもそれっぽい音が出るし、インテリアとの調和もとれるデザイン。もし俺がオシャレ女子だったらコレ買うしかない(笑)。反面、やっぱり微妙なレイテシーを感じる瞬間がある(気にし過ぎか?)。あと、みんな言ってるがアプリがダメ過ぎるのが残念(物作りメーカーってソフト軽視するのがデフォ)。でも、かなり満足度の高いアンプで現状トータルで(個人的には)これ以上は無いと思う。値段も手頃だし。