アル中、ローレンス・ブロックを読む

アル中、ローレンス・ブロックを読む

酒をやめようと決意した中年おやじの自分向けブログ

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You`re an alcoholic. If you drink you`ll die.

禁酒第二日目
なんとか車で帰ってくるようにして、持ちこたえた。

『過去からの弔鐘』The Sins of the Fathers(1976)は、ずいぶん前にアマゾンだったかジュンク堂で880円+税=924円でかったようだ。これで、どれだけ時間がつぶせるのか。

本のタイトルの下には、THE FIRST MATTHEW SCUDDER CRIME NOVELと記されているころからわかるように、アル中探偵マッド・スカダーシリーズ最初の作品である。

本書は、たしか文庫本で読んだ記憶はあるのだが、内容についてはまったく覚えていない。どうしてなんだろうか、記憶がないのだ。僕は本を捨てることができないたちなので、どこかの段ボールの中にあるはずだが、探すのが面倒だから、和訳は参考にしない。辞書一つで、どこまで読めるのかやってみるしかない。

まず何でThe Sins of the Fathersの邦訳が『過去からの弔鐘』となるのか、今のところさっぱりわからない。ただ、このタイトルは訳しにくいと感じた。まさか父親の罪とするわけにはいかないし、キリスト教的な意味合いもわからない。邦題は、うまいというか売れる題名だよな。そのうち理解できるだろうと考えて、読み始めよう。

これから読み始めようとするが、もう時間だ。ダメだ、今日は第一章までいきませんでした。ただ、飲まないという目的は達したので、よしとして、寝ることにします。

※このブログは本名です。どうも、そうでないと禁酒が続かない気がするから。同姓同名なんて、全国で五万といるから、ライバシーを気にする必要もないだろう。禁酒に自信がないから、本名でいくことにしました。
You`re an alcoholic. If you drink you`ll die.

禁酒 第一日目

今月で55歳になってしまった。
何もせずとも年だけは確実にとっていく。困った。

最近、
・酒を飲んだことが元でトラブルを起きた、
・飲み始めると止まらなくなる、
・体調が悪くても、それをごまかすためにまた飲んでしまう。

まったく、このままではいけないと反省し、これまで何度禁酒を試みてきたことか。その度に、数日から10日位で、すぐに挫折、元の木阿弥だ。唯一、昨年の秋に3ヶ月程禁酒が続いた。それでも結局、アルコールは復活した。本当にこのままでは If you drink you`ll die.だ。

冷静にふり返ってみれば、これまでの人生で、酒の為に失った時間はどれくらいだろうか。酒のために失ったお金はどれくらいだろうか。酒の為に失った信頼は、人間関係はどのくらいだろうか。考えるのが恐ろしい。

失った金は稼ぐことができるが、時間を稼ぐことはできない。信頼の回復も難しいだろう。考えたくないが、考えてしまう。もう一度、55歳の誕生日を機会に、酒を止めるぞと、とりあえず決意した。

では、酒を止めてどうするのか。長い夜をどうやってすごすのか。単純なことなのだが、それだけに実行するのは難しい。

そこでいろいろ何をで暇をつぶすかを考え込んでみたが、良いアイデアは浮かばなかった。カラオケやダンスするほどの年でもないし、スポーツというタイプでもない。結局、好きな本でも読むしかない。でも私の好きな本といえば時代小説、時代劇といった類。

もう30年も同じ分野ばかり読みあさっていると、古くて有名な時代小説は、たいてい読み切っている。新しいモノは本代が非常に高い。 先日もTUTAYAで宮部みゆきの『おまえさん』をみたら、上下巻で3600円だった。これを一晩で読むとすると、酒代より高くなってしまう。結局、買うのを止めた。

そうやって考えた挙げ句の結論が、昔から好きだったローレンス・ブロックの著作を原文で読むということだった。日本語なら一晩で読めても、英文なら、私の能力では1ヶ月位かかるだろう。まっ、それでも好きな作家だからいいや、という心境に辿りついた。

で、はじめにマット・スカダー・シリーズを、最初の作品から順をおって読んでいってみたいと思う。邦訳では読んではいるのだが、あらためて原文のペーパーバックで挑戦してみたい。英文なら、ゆっくりと時間を掛けないと読めないから、暇つぶしにはもってこいではないだろうか。

そういうわけで、明日からは、1日1章、マット・スカダーを読むぞと決意。ただし、目的は、あくまで酒を飲まずにすごすことだから、文章を理解できてもできなくても、それは関係ないことにしよう。完璧主義では先に進まないと思うから。