同時代を生きた奴が逝ってしまうのはやはりショックだよ
佐藤公彦はオイラより四つも若いのにな
彼もまた逝くことが似合わないキャラだったので信じられん

一緒に活動した時期はわずかだったが、あの頃は互いにイチバン人気あったときではないか?
(笑)
だが、オイラは彼のアイドルぶりに嫉妬したのか一緒のステージを嫌がったもンさ~
とにかく女の子たちのスゴイ歓声で歌が聞こえなかったらね
ハード路線をめざしてたオイラは『唄の市』のアイドル化を反対しつづけたが流れは止められなかった
ケメくんの人気はレコード会社の方向まで変えたのだからな

アイドル化に嫌気がさしたオイラはエレックレコード(当時)と決別する気で初のアメリカ旅行にでも~その時に一緒に連れてってとケメくんが云ってきたのにはオドロイタ
どうも彼を育てた気でいたレコード会社のプロデューサーがケメくんにラブリーにセマッたから~逃げてきたとか
それほど当時のケメくんは可愛いかったからね
しかし見た目と違い彼はケッコウ男っぽかったのだ
ささいなことに腹てては拗ねるオイラと何か事が起きてもニコニコと対応するケメくん
彼のホウが大人だったンだよ
それが良くわかった楽しいアメリカ4人旅だったな
あれから40年以上か…

数年前のNHK『青春のフォークソング大全集』での共演が最後になるとは

心よりの哀悼を


泉や