高倉健さんの突然の訃報に多くの人らと同じようオイラも思わず「えぇー!」と叫んでた!
暫く茫然となってた…かも

60年代
東映任侠映画盛んな頃
オイラはソノ頃の健さん映画を殆ど見てない~のはバイトが忙しくギターの練習に明けくれてたしで「健さん」を語る資格まったく無いなぁ!

だが思い出はある

89年公開の米映画
『ブラックレイン』
その前年、オイラは此の映画のオーディションを受けてたンだよ。
大好きな『エイリアン』『ブレードランナー』の監督リドリー・スコットに会ってみたかったし。
役はアメリカ刑事とタッグを組む日本側の刑事。
英語セリフ「ファイヤーボール、ブラックレイン…」を何とか覚えて(大変だった)オーディションに挑んだ。

ファイヤーボールとは「原爆」の事らしく、原爆の直後に降った「黒い雨」つまり「ブラックレイン」のタイトル意味に成るのだ。
しかし内容とは殆どカンケイなく日本を舞台にしたハリウッド製作アクション映画らしい刺激的なタイトルにしたかったのかも。

結局オーディションに落ちたが、後にアノ役は高倉健さんに決まったと聞いて本当にビックリした!
つまりオイラは高倉健さんと役を競いあったワケ?
恐れ多いワイ!落ちてヨカッタよ~!
88~89年はバンド「LOSER」の結成やらライブツアーもあったし初めから1年近くの撮影拘束は無理だったのさ。

その後
1回だけ知人の紹介で健さんにお会いしてる。
たいした話しも出来ず挨拶ていどだったが印象として、スターにありがちな取り巻きは一人も居ず大スターの貫禄を押し付けることなく、ひとりコーヒー(だけ)だった。
格好いい人は一人で居るときこそ格好いい~のだな!

ヒトに迷惑かけてはならないの気持ちからか、静かに世を去るとは…やはり漢なのだ。
でも時代を創った大スターの死去は多くにとって相当に悲しいと思う

哀悼


泉や