泉谷しげるオフィシャルブログ 兎猫豚(うびょ~とん)のみらい日記 Powered by Ameba-P1001445.jpg

泉谷しげるオフィシャルブログ 兎猫豚(うびょ~とん)のみらい日記 Powered by Ameba-P1001440.jpg

泉谷しげるオフィシャルブログ 兎猫豚(うびょ~とん)のみらい日記 Powered by Ameba-P1001443.jpg


オイラとて
そっらぁ様々なゲージュツに影響されまくって今に至ってるワケでぇ

幼年期に歌を~具体的に口ずさむようになったは前記で触れたように映画の主題歌から~それも日活アクション映画の主題歌に夢中になったのさぁ!

石原裕次郎の『嵐を呼ぶ男』

小林旭の『赤い夕陽の渡り鳥』

赤木圭一郎の『霧笛が俺を呼んでいる』

…がオイラの歌の「原点」であり、オーバーに云えば音楽への出発点でもあったンだぜぇい~!

なんか~違う…
と思ってるなぁオマエら
(笑)

昭和31~36年頃を石原裕次郎の出現で始まる華麗な日活アクション映画の全盛期としよう!
しっかし一斉風靡し大ヒットしたにもかかわらず日本映画史にナカナカ入れてもらえない?B級アクションムービーたちでもあったのだ!
特に小林旭の作品は“無国籍映画”と云う扱いで評論家どもにバカにされ、映画賞とは無縁の位置に置かれたンだよ!
当時のPTAは日活作品を「不良映画」として忌嫌った!?。

オイラが小6のとき、課外授業バス旅行中~マイクが回って来たので裕次郎の「錆びたナイフ」を歌ったら「そんなグレた歌うたってはいけません!」とオンナ先生に本気で怒られた!
(笑)

それでもオイラは、日活アクション映画の主題歌を愛聴し覚えながら~意外なコトに気づいたりしたもんさ!
裕次郎がドラムを叩きながら歌い、アキラが喧嘩の最中に突然ウタっちゃう異様な明るさがとにかく素晴らしい!
が、実は裕次郎の歌は~まるで自分に向かって歌ってる?かのような内証的な歌のホウが多いのである。
歌い上げず、歌の巧さを強調しないソノ歌い方は、のちのちオイラにとって「要」なるヒントを与えてくれたンだよな~!


赤木圭一郎の映画『抜き射ちの竜』の主題歌「黒い霧が降る街」は、お気入りで今でもDVDを見ながら一緒に口ずさむ~(笑)。
彼の拳銃無頼帖シリーズ第2弾『電光石火の男』もタマラン!
このタイトルにヤラれたか、オイラのちに「電光石火に銀の靴」なるタイトル曲つくってンだからな(笑)。
やがて「翼なき野郎ども」や「裸の街」等の曲つくっていくオイラだが、あの時代の日活アクション映画のような曲タイトルにしようと躍起になったコトは確かで影響は大きい…(笑)。


名作・傑作の間をゆくプログラムピクチャーのB級感タップリ度合いがナゼ今だ懐かしさ越えて“興奮”させてくれるのか?
ソレは~お洒落だったからだろう。

大がかりなロケシーンによる地方の美しい風景をバックに、男の眩しげな顔つき、格好つけたセリフ、ヒロインの美しい佇まい、拳銃を構えるポーズ、帽子の被り方、足の長さを強調するジーンズ、靴のハイカラさ、軽妙にファッションを追及してくれ、まさに日活アクション映画は男オシャレの参考書だったな~!
エースのジョーこと宍戸錠のスタイルに憧れ、しぐさ口マネまでしたした!

演技するのもライブするのも根本は「お洒落」でなきゃ~と思わせてくれたコトに感謝だな!

しかし
おのれの成長と共に日活アクションスターと自分の容姿の差は拡がるばかり(笑)で、オイラは自分の容姿と相談しつつ昭和38年頃から台頭してくるロックンロールと42年頃からのフォークソングスタイルによるメッセージソングに傾倒して行くンだよ…!

昭和の30年代と40年代とではマッタク違う世界?になるのだが~その描写らしきは別の機会にな!

次?の『全曲制覇』でアルバムのライブ化の合間、番外編スペシャルとしてオイラ歌の原点でもある裕次郎・アキラ・圭一郎の歌ウタってみよ~かと思いついたンだよ!

が、果たして今のファンがナもん聞きたいかドーかだしな(笑)。


ドーなのかな?


泉や