泉谷しげるオフィシャルブログ 兎猫豚(うびょ~とん)のみらい日記 Powered by Ameba-P1000872.jpg




オリンピックのメイン競技にもパラリンピックにも出場したアノ義足のランナーが、バレンタイン殺人事件を起こした驚き!
さぞ世界の人々の気持ちを混乱させてるだろ…!

最初の頃
ニュース等での彼の紹介は「ブレードランナー」だった。


80年代初頭に公開された70ミリ映画『ブレードランナー』は、ハードボイルドタッチな大人のSF映画で『スターウォーズ』に満足できなかった当時の青年や大人達が此のブレードランナーに魅了されたよう~オイラもソノひとり。

原作はフリップKデイックの『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』でオイラの愛読書のひとつだ。
しかし、こんな暗い爽快感無しのSF小説が映画になるとは思ってなかっただけに映像化にビックリしたもんさ。

小説は、精巧なアンドロイドが人間に反抗し、主人公のバウンティーハンター(賞金稼ぎ)が人造人間駆除に赴く…が映画はバウンティーハンターよりもアンドロイド(レプリカント)の存在を重きにしてる。
人間がやらなくなってしまった危険な仕事時の恐怖談、4年しか持たない生命維持装置をナンとか延命しようとする探索、美人レプリカントとの愛の探求…映像の中の素晴らしいSFデザインと生き物の不具合感が見事に交差して堪能したな~!


陸上競技のブレード(刃)ランナー(走者)は一部人工的な力を使って記録を出してたコトに「本物の足でない記録を認めてイイのか!」の激しいクレームが健常者から出た!
それにどう対処したか知らないが彼にブレードランナーと云うコトバが使われなくなり一般的に“義足のランナー”と云う呼び方になったようだ。

本物でない足
と云う言い方にオイラはすぐ此の小説と映画を思い出したよ!
未来の地球は環境破壊が具体的に進み、空は晴れることなく酸性の雨が降り続き鬱陶しい日々。
本物の家畜も飼えず、ユウツ気分を変えるのもバーチャルシステム!
小説の中の主人公の奥さまは「とにかくアンドロイドを一匹でも多く退治して本物の羊を買ってきて!」とヒステリックに煽るのだった。

この未来、生き物そのものが本物感を手に入れるのが相当に難しくなった時代…だからアンドロイドも電気製の羊の夢を見たりするのか?
と云うシュール?な疑問が出たりするのだよ。


極限の競技から戻ってくる者に、簡単に素に戻れる人とナカナカ戻れない人がいるとか。
戻りにくい人のホウが多いとも。
戻すには周りの理解者の相当な献身が必要らしい。

事件の真相はマダわかないが~ブレードランナーのしでかしてしまったことはナカナカに説明つかない奥深さがあるようで~知りたいような知りたくないような…である。

一寸先は闇
であってほしくないがな


ぴ~えす

ブログで紹介したりする「絵」は自分で書いたモノのイチ部分を撮ったのを載せてるでぇ。
物体写真も自分が買ったモノかファンの方から頂いたもの中心。
イベントやライブステージは必ず許可取って載せてるのだよ~。
自分以外の作品を引用したり許可得るのは年々ムズかしくなってるような…自分ブログなンだから自分のモノだけでイイんだけどね(笑)。

泉や