またもや大きな先輩を失ってしまったか…


日本映画のヌーベルバーグを最初に創ってしまったのは大島渚さんでは?
と云われたくらい大島渚映画は強烈だったな~!

オイラまだ12歳だった頃大島渚監督の『青春残酷物語』を映画館で見て、ぶったまげたもんさ!
夏だっつうに近所の映画館・金星座め~冷房ぶっ壊れたらしく館内暑くるしぃたらで、映画もコレまた登場するヒトらが顔に汗かいてて二重三重の熱さを体感したが、主演コンビ川津祐介・桑野みゆきさんのむせかえる色気に圧倒されたか見終わった時は鳥肌がたってたンだから~感想にならんワイ。

少年?には目の毒すぎた!
(笑)

当時は『世界残酷物語』なる異色(似非)ドキュメンタリー映画が世界中で大ヒットしたせいでナンでも残酷ってつけてたっけ…『武士道残酷物語』とか『陸軍残酷物語』そいや「漫画家残酷物語」のもあった。
キワモノぽいタイトルではあるがナカナカどうして中味は傑作・名作だったりでブームで終わって欲しくない作品が多かったなぁ。


80年代前半
大島渚監督が突然オイラのライブ見に来たンだから驚いたのナンノ!
「今ねロック的な映像を考えてるンだよ意見聞かせてくれないかね」と挨拶がわりに言っきてくれたンだがオイラは大島渚映画質問攻めで返してしまってぇ(笑)


顔色よく~笑うと目が無くなる愛らしい表情とイイ、知的で優しく紳士な大島渚さんが、ホントにアノむせかえる色気を放つ映画を撮ったヒトとはどうしても思えずで、ただただ尊敬するしかなかったな~!

時代とぶつかって生き抜いてきたイメージだが、実は時代より先に時代そのものを創ってしまったヒトなのかもしれない…!


先輩まっとうしたンだよね

素晴らしいです


哀悼

泉や