「火砕流がなんたるか我々は無知だった!」

当時、普賢岳大噴火のさなか避難誘導を懸命に指揮した島原市長は悔しさをにじませてこう発言した。

普賢岳の溶岩ドームは日に日に膨れ上がりテレビで随時報道されてたが、ソレはどこか火山爆発を楽しみにしている風だったのだ!

多くの報道人が溶岩ドーム爆発の瞬間の迫力映像を撮ろうと普賢岳の麓に集まり撮影ポイントを決め、そして期待どおりの大噴火が起きた!!

まさか、噴火のさいに立ち昇る噴煙が下に降下してくるとは!
それも凄いスピードでだ!

しかも黒い煙りの塊は1000度以上の高熱噴煙だったと云う!

火砕流の温度に関してはウラ覚えなンで正確かどうか…。
それぞれが調べてほしいかな。

ともかく、落下してきた大火砕流に撮影ポイントにいた報道人含め50人以上の方々が一瞬にして亡くなったのだ!

「あの時、もっと強く山から離れろ!と云っていれば…」と、消防団の方が自戒を込めて言ってた。

“火砕流”と言う言葉を多くが知った時だったのだよ!

そりゃ世界の火山の中にゃあ溶岩と遊べる?火山あったりで近くに行っても平気な映像も紹介されてるさ。
何十年に1度の大噴火にお祭り気分が加わり、噴火見物したかった者も多かっただろよ。

だが、92年の普賢岳大噴火で祭り気分はフッ飛んでしまったのである!
火砕流から溶岩流出!
さらに噴煙は黒い雨を降らし超暴力の土石流となって自然を、町を、多くの犠牲者を出し破壊しまくったのだ!

コメントにあったが

レベル3での避難勧告に疑問と建前をぬかす政府関係者が居たとか!?
シロウト政府のドシロ役人の言うことにゃあ~火山灰被らせてやれ!

新燃岳の
そこに住む者の判断が最優先だろ!

今まで
多くの大災害の中にある不幸な被害の原因のひとつは避難誘導の遅れなのだ!
天災にして人災に転じることの繰り返しは、もういい加減にしないと!

普賢岳を経験した島原市の職員が宮崎入りしたのは懸命!
前列と経験を是非とも活かす時であろう!

素晴らしき九州びとよ!
オレも諸君の強さを見習おうゾ!

挑もう!

泉や