物心ついた頃
夏なると親父によく？戦争映画を見せられたっケ！
「今は日本は戦争に負けた振りしてるだけだからな～お前が大きくなったら又アメリカと戦うンだから今から鍛えておけ！」が酔っ払った時の口グセで、ブルっと身震いしながら聞いてた時があったワイ！
昭和３０年代の映画館は
本編が始まる前に映画ニュースが必ず上映されてて、此の時期は太平洋戦争のドキュメント映画が毎週のように見れた！
だからまァ
見させられた～と云うよりテレビがまだ普及してないので映画館にて普通に見れてたのだな。
『日本海戦かく戦えり』なる映画(タイトルが合ってるかどうか)は最後は零戦がアメリカ艦隊に突っ込んで行くいわゆる“神風特攻隊”の記録映画なのだが～映画とは云え相当に怖かったのか、見ながら泣き出してたらしい！
これでは大人になっても戦争に行けない～と思ったか父親に戦争体験を聞こうとしたら母親が「父さんは戦争に行ってないさ！兵役検査で背が低いから落とされたンだから」と。
「なに云いやがるオレは行ったンだゾ！」と親父キレて夫婦ゲンカに！
「軍服来て写真撮っただけでしょ！」と、まぁオフクロも譲らず～恥じかかしてるコトに気づかずで此の喧嘩なかなか終わらなかったっケ。
夏の夜は
親戚モンや仕事仲間と集まり酒宴になると、必ずどこの戦地で戦ったかの自慢話となり～親父は口数少ない気がしたが～最後は「今は日本は負けた振りしてるだけで…」意見一致していた。
何度も聞いてるウチに解って来たンだが、彼らの殆どは戦争には行ったが、最前線で戦ったワケでないからこその自慢話に成ってるのだったンだな。
本当に最前線で“地獄”を体験した或る叔父さんは
戦地気から戻って以来、人づきあいもせず何も語ろうとしなかった！
それでも
ウチの親父は戦争に行けなかったコトがよっぽど悔しかったのか？自慢話は年々大げさになって～周りは合わせてくれてたンだから困ったもんだ～！
ウチに
とうとうテレビがやって来て～夢中になってかじり見てたら「しげる！そんな近くで見てンじゃね！放射能浴びちまうゾ！」と来た。
テレビから放射能が出てる…？
親父
面白すぎないか!!
今年の終戦特集番組は例年より多い気がするなぁ！
見れるだけ見てみたが～知れば知るほどヤッパリとんでもない戦争だったンだなぁ…。
戦争に行ったコトないから呑気に「戦争反対！」なんて云えるンだ！と若い頃、大センパイたちによくナジられたっけ！
今もオレは
戦争は反対である！
ぴ～えす
８・１５は
またもや暑い夏日に成るとか！
ユーストリーム配信あるから倒れるワケにゃいかんなぁ！
(笑)
吉祥寺ライブは勿論、夜の「どんと祭り」野音ライブまでイッキの日だ！
オレわさ～
ライブはライブによって強くなって来てる今の自分を皆になんて伝えよう！だよ。
毎週のようにヤッてるライブの力は、疲れたアトに眠ってる間に筋肉が育つように着くチカラと云うべきもので、今さらながらマダマダ“使ってないチカラ”あんだな～と思うワイ！
生きてるってコトは
本当に凄い事なンだな！
の、実感
泉や