いんや~
青森での3日間は濃厚だった~!
棟方志考・高橋竹山・寺山修司・大宰治
と云った強烈な人物を輩出してるだけに~なかなか奥の深い郷土の一端をかいま知るコトが出来たかも!
東北の暗いイメージは
太古の伝説にもあるが、特に昭和に入って活躍した作家たちに寄り拍車かけて描かれてきたワケで~まぁ寒い貧しい辛いをベースに書けばソノ通りになるわな。
棟方志功の美術館で「釈迦十大弟子」の大版画を見たが、ヤハリ凄いワ!
仏心画を中心に創作してきた志功さんだが、女人裸像の版画も相当にあるンだから~ナカナカだ(笑)。
個人的には「夜訪の柵」も見たかったンだが~展示作品が毎年変わると云うコトで次のチャンスを狙うかぁ。
寺山修司・美術館は青森市内では無く三沢市にあるので1時間半かけて行ったさ~!
此のボップアートの巨匠はアンダーグラウンドの世界だけに収まりきれない展示センスの良さで~何度も行きたくなったなった!
「書を捨てよ街へ出よう」とか「どんな鳥だって想像力より高く飛ぶことは出来ないだろう」の名フレーズ数々あるが
ねむれぬままに
窓辺にもたれつつ
かの肺病のハーモニカ聞く
望みなく、ただ
あおぞらに消えてゆく
煙りかなしき
秋の夕暮れ
と云った短歌を中学生の頃に書いてンだからスゴい!
演劇『青森県のせむし男』は60年代の後半、東京・渋谷新宿で大ヒットしてるのだ。
後年、1度だけ会ったコトあンだ~そん時の寺山さんは物腰はやらかいが~ナンか凄いオーラを放っててセックシィなヒトだったぁ!
作品だけでなく
志功さんも寺山さんも
実像そのものがユニークで面白く人間力を発揮できるヒトだったのだ。
青森は
つまり“度”を越えてる人が相当に居て、とんでもないコトやらかす熱き迷惑な人(笑)を輩出する田園でもあるのだ!
オレの迷惑ぶりも青森の遺伝子を受け継いでるからかも(笑)。
『ねぶた祭り』を間近で見た~以前より活気がないと云われてるが~なんのなんの、充分に「度」を越えてる祭りだったのだよ!
また行きたい
泉や