泉谷しげるオフィシャルブログ 兎猫豚(うびょうとん)のみらい日記 Powered by Ameba-05.jpg


パラリンピックが開催したぁ!
身体の不具合を乗り越えて果敢に記録に挑戦する姿にゃ“感動”しちまうぜマッタク!

パラリンピックじっくりテレビで観戦したいンだが~オレも幾つかのライブイベントに参戦しなきゃ~で自分の競技に時間とられちまってさぁナカナカなンだよ~誰か代わりに見ててくんねえかな(笑)。

カラダに障害を持ちつつ“悪”を倒すヒーローたちゃぁ~ムカシ、映画やテレビでバンバン活躍してたっけ!
「丹下左善」は右目に斬られ傷、右腕は無く~すべてを左側でおぎなうも弱々しくなく豪放豪快な剣士で茶目っ気すらあって時代劇の大ヒーローだった!

そして「座頭市」だ。
今で云うマッサージ師なんだが(笑)しかし裏の顔は、全盲だが居合い抜きの名人で、障害者をバカにしながら襲いかかって来る悪党どもを10人10秒で斬る速さ!
斬ったアト、後悔が押し寄せるのか「またヒトを斬ってしまった…」と呟くのである。
70年代前半「座頭市」は香港で大ブームとなり、あのブルース・リーが是非とも共演したいと熱望したとか。
台湾映画だったか「片腕ドラゴン」は座頭市に触発されて創られた~らしいが片腕ならば丹下左善ではないか!?
とにかく此の時代、カラダに不具合を持ったキャラクターがメインとなって大活躍してたのだぁ!

近年は差別用語使用自主規制が進み、使ってはイケナイ言葉も相当に増えた! 映像表現も障害者がアクションするのは持ってのほか!?と、ドラマや映画では主人公が身体の不具合と闘う“感動”物語一辺倒になった感ありだ。

あの『スターウォーズ』に登場する幾つかのキャラクターには、多くの身体障害者が着ぐるみ?の中に入ってるのだ。
メインロボット「C3PO」のスーツを着るのは、手足が異常に細く育ってしまった役者だし「R2D2」は小人の役者さんなのだ。「イオーク」なるキャラクターもソウだし、身体の不具合を生かしてのエンターテイメントなのである!

障害者はカラダは不具かもしれないが、ココロまで“障害”おってるワケでは無いのだから、不具を抱えた分だけ感覚がとぎすまされるのか、常人ではあり得ぬ力を発揮してくれるのである!

どの競技でもイイから一度ジックリ彼らの戦士ぶりを見てほしいかな。
それはそれはも~人間技とは思えないスペシャルな出来事を目撃するコトになると思うゾ!

きっと