混沌を司る神、カオス。
二柱の神による闘争は幾度となく繰り広げられ数多の戦士達を呼び寄せ、終わることはなかった。
また、カオスの力は絶大でありコスモスやコスモス軍の戦士達の力を持ってしてもなかなか倒すことは出来ず、幾度とないこの闘争で勝利を収めていた。
前(さき)の戦いでもまた、カオス軍の勝利で幕を閉じたかと誰しもが思っていた。
そう、コスモス軍の戦士もカオス軍の戦士も……そして、コスモス自身もだった。
だが、それは決して叶わぬ絵空事だった……
ガーランド「永遠なる輪廻の闘いは途切れることを知らぬ!!
終わらせたければ、今は闘え!!」
カオス軍のリーダー的な立ち回りにいる最もカオスに近しい存在、ガーランドが叫んだ
ウォーリア「良かろう!!
我々は決して屈することは無い!!
カオスを倒し、この世界に光をもたらそう!!
誰しも望んでいる光り輝く世界を!!」
こちらもまたコスモス軍のリーダー的な立ち回りにいる、正義感、忠誠心、全てにおいて誠実な戦士、ウォーリア・オブ・ライトが応えた
そう、今は調和の世界の大陸と混沌の世界の大陸、2つの大陸を挟みコスモス軍とカオス軍が対峙していた
ウォーリア「私達には明日を照らす輝きの光がある。ここで負けてみなの夢を潰えさせる事は断じて出来ないのだ!!
ガーランドよ…コーネリア王国から始まった私達の闘いに、今こそ…終止符を打とうではないか!!」
コーネリア王国…ウォーリアとガーランドがいた世界、FFⅠの冒険の物語となり、そして、FFが動き出した始まりの地でもある。
ガーランド「フハハハハ!!
終止符だと?愚かな!
わしらの力を侮るでないぞ!?
いついかなる時でも、わしらは貴様達に勝ってきているのだぞ!?
拍子抜けもいいところだ!!」
皇帝「フッ…拍子抜けどころかマヌケにも程がある
私の力にもう1度屈するがいい!!」
策士にしてトラップメーカーの皇帝…彼の実力もまた計り知れなかった
いつの間にか罠を仕掛け攻撃してくるのか分からないからだ
フリオニール「もう2度と屈しなどしない!!
俺は前の闘いで学んだんだ!!
仲間というものを、協力という言葉を!!
次こそは負けない!!」
フリオニールもまた、皇帝を倒すのが目的で旅を始め、向こう(FFⅡ)で沢山出会った仲間達と行動していたが、1人この世界に呼ばれた義士だった
パラメキア王国での反乱軍として、皇帝の野望を幾つも封じて来ていたが、それも元の世界での仲間と信頼があってからこそ協力できたもの
この世界では各世界から呼ばれた戦士達とまだそこまで信頼関係が築けていずにいるために、本来の力が出せずにいた
それでも、本来の力が出せずともそれなりの力があり味方をサポートしながら闘ってきていた
ウォーリア「フリオニール、奴の挑発に乗るな。奴は我々を惑わし士気を下げるつもりだ。自我を保て!!
皆もそうだ!決して惑わされるでない!!」
どんな状況下でも自分の意思は曲げない
それが、ウォーリアがコスモス軍のリーダー的な立ち回りにいる理由。
そして、周りの戦士達が付いて来る理由だった。
ケフカ「クサイクサイ…クサすぎて見ていられませんねぇ~
ティナちゃ~ん!!僕ちんと一緒にこの世界を破壊しようじゃないの~!!
ん~どうなのどうなの~フヒャーヒャヒャヒャヒャ!!」
ピエロの姿をした破壊の化身、ケフカはその見た目同様ふざけた言動だったが、それ以上に実力がものを言う程強かった。
ケフカが言ったティナとは、幻獣の力があるが為に暴走してしまうことを恐れている。
ケフカはその暴走した所を我が手中に収め破壊の道具にしようと企んでいた。
ティナ「私は…私は…あなたの思い通りになんてならない!!
私には支えてくれる仲間がいるから…
助けてくれる仲間がいるから…
手を取り合ってくれる仲間がいるから!!
教えてくれたの!
ヴァンが、自分の生きたいように生きればいいって!!」
彼女が…ティナがそこまで言うのには理由(わけ)があった
それは、前の闘いでケフカに操られ自画を失い破壊衝動の玩具として世界を味方を壊そうとした事があったからだった
だご、それを助けてくれたのがヴァンだった
ヴァン「そうだぜ、どんな時だって手を取り合える仲間がいる!!
ティナは1人じゃないからな」
普段は自由奔放だが、仲間の為ならば闘う
ヴァンはそんな仲間想いの青年だった
ケフカ「お前が邪魔なんだよ…僕ちんの…私の玩具を横取りするんじゃ…な~~い!!!」
本来の隠れた素性をさらけ出し珍しく怒りを露にした
その様に若干の威圧感があり、突如となく臨戦態勢に入るが
皇帝「まぁ落ち着け…奴らを始末すれば手に入る、ただそれだけだ」
皇帝に咎められ渋々静まるケフカだった
ガーランド「話しても無意味…ならば貴様らをここで始末してやろう!!
覚悟するがいい!!」
そう言い、カオス軍が構え前に出た
ウォーリア「行くぞ!!
この闘いを終わらせ世界に平和を!!
光は…我らと共にある!!」
ウォーリアが顔の前に剣を立て、その剣を手が届きそうで届かない空に突き上げ走り出した
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
攻防が続く中、突如となく大地が揺れ空を覆っていた分厚い雲が割れ、その中から金色に光る神々しい龍が現れた
闘っていた両戦士達は敵味方関係なくそれぞれに集まっていた
……To be continued
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はい、ついに始まりました!!
FINAL FANTASYの小説
小さい頃にお父さんがPSでFFⅦをやっていたのを見てから興味を持ち、FFというものに惹き込まれました
文章力等は全くと言っていい程ありませんので、誤字脱字等が多々あるかもしれませんが、御了承下さい<(_"_)>ペコッ
また、読んでみての感想などももしよろしければコメントにどうぞ書いて下さい
ではまた次回お会いしましょう((ヾ(・д・。)フリフリ
雅行