先輩の街 川崎 | しげたろうのブログ【テクノロジー犯罪被害の周知・撲滅を目指して】

しげたろうのブログ【テクノロジー犯罪被害の周知・撲滅を目指して】

私が直面しているテクノロジー犯罪(エレクトロニックハラスメント)被害と言う社会問題について、メーカーの技術者として勤めた経験と様々な視点から考察します。被害が止まったら、研究者又は技術者に戻る予定のため、科学技術評論、物理・化学などの記事を書きます。

 

 

昨日は、就職活動時に世話になった先輩が勤めていた街、川崎で私は派遣の仕事をして来た。仕事が終わり、バスで川崎駅前に向かい、周辺を散歩したのだが、かなり昔の話でも色々と記憶が蘇る。その先輩は、今はどのような仕事をしているのだろうかと。特許の検索で先輩の名前を発明者として調べてみると、意外と最近まで、出願したものが掲載されているが、会社を移られているようなのだ。

 

学生時代に訪問したのだが、先輩の勤務する部門を、とても明るく案内して頂いたのだ。その先輩は、とても華やかな一面があり、自分の仕事に誇りを持って取り組まれている様子を紹介して頂いた。その会社は実は、色々と世間を騒がせた総合電機メーカーである東芝なのだ。会社を移られたのだろうけど、今もご自身の仕事に誇りを持たれているだろうか。

 

私は、東芝にご縁はなく、他の会社に入社したのだが、部門が激しい国際開発競争に巻き込まれて、様々な貴重な経験をした。そして、先輩の特許の情報を見ると、今度は私に遅れて激しい生き残り的な国際競争に巻き込まれたようだ。社会に出てから、一度だけ、その先輩と再会して軽く言葉を交わす機会があったのだが、私はかなり疲れた表情で返答をしていたように回想する。

 

その後、私が新卒入社の会社を退職し、仕事を変え、この被害に遭い、被害を受けながらも周知活動をしながら、昨日のように働いているが、確かに疲れた表情はしているかも知れないが、自身の未来は見失っていない。目標も見失っていない。昔とは違い、ペース配分を考えたりもしている。

 

周知活動を続ける中で、理工系をベースとしているが、新たな知識・経験も身に着けられたので、国際競争の中で仕事をして来ただけの元技術者とは客観的には見られない人に変っていると私自身では考えている。逆に先輩は、私が社会に出た頃に近づくような職場の環境に変化して仕事をされていると推測する。即ち、私が先輩よりも先に国際競争を経験したのだ。

 

今後もし、お会いする機会があったら、時を経て、どのような言葉を交わせるかが楽しみな面もある。


私の立場からは、言葉を交わす場面を怖いとは考えていない。

私たちは、それなりの社会活動をしていると感じる部分があるからだ。

 

被害者の方々の様子を拝見するに、状況は着実に前進しているのは確かだ。


重い扉は、着実な積み重ねに反応するだろう。