バスク地方の歴史は戦いの歴史です。
近年でもバスク独立を求めるテロ組織による抗争がニュースになったこともありました。
スペインに対する敵対心はすさまじいものがあり、今回の訪問でも垣間見ることができました。
まず言語ですが、一世代前まではバスク語は禁止されていたそうです。
その反動もあり、今ではバスク地方の学校ではバスク語で教育。
店で売られている品物にもバスク語が表示されているものを多く見かけました。
そして市役所の前で見つけた奇妙なもの。
手のひらほどの土がこんもりと盛られ、スペインの国旗が立ててあります。
傍に張ってあったステッカーを友人が訳してくれたところによると、とどのつまりは「スペインの国旗くそくらえ」だそうで。
市役所ではスペインの各地方の地方旗の他にスペイン国旗を掲げる事が義務付けられているそうですが、バスクでは最近までバスク地方旗だけだったと。
それがとうとうスペイン国旗を掲揚することになったとたん、このようにプロテストする人が後を絶たないそうです。
ところが、ビルバオ駅のステンドグラスにはスペインの紋章がしっかり刻まれている。
写真を友人に見せると「あれ?!おかしい!スペインに無理やり入れさせられたとしか思えない!」とのこと。そうか・・・。それほどに、スペインへの敵対心は徹底しているのだね。
今回のヨーロッパ旅行では、民族抗争や宗教抗争を身近に感じることが多く、島国日本出身の私にとっては学ぶことが多いです。
ビルバオの美しい街並み。 丘の上から見たビルバオの町。
お花でできたワンちゃんもビルバオ名物。ちょっとかわいい。




