こんにちは。
ストレングスコーチのちしきです。
昨日は、ストレングス・ミニセミナーを開催しました。
このセミナーの目的は、自分の資質の読み込みを聞いて自己理解を深めていただくとともに、他の方の読み込みを聞いて同時に他者理解にもつなげていただくことです。
読み込みが中心となるため、最大5名の少人数制としています。
毎回参加者が変わると、それぞれに持っている資質が異なるので、必然的に場の雰囲気も変わるし、どんな話題が中心になるかも変わります。
そういうところに自分の持つ「アレンジ」「適応性」の変化に対応する資質を活かしています。
参加者同士でほとんど資質がかぶらないこともあれば、昨日みたいに参加者に共通する資質が出てくる場合もあります。
後者の場合は、後者なりの面白さがあります。
それは、同じ資質であっても、それぞれの方の持つ他の資質との組み合わせによって出方が変わってくるので、その対比を見ていくことで、やっぱり人それぞれに違うんだなぁと実感していただけることです。
昨日は、「着想」と「責任感」が共通していました。
得意の(?)「責任感」で、他の資質との組み合わせでどうなりがちかを一般論で説明してみます。
まず、私のように「調和性」「適応性」で受け身傾向で、かつ「自我」で自分の方に矢印がむきがちな人間は、真っ先に自分の責任を果たすというところに意識が向きがちです。
なので、以前も書いたかもしれませんが、例えばこういうことが起こります。
嫁さんから、「明日はいるの?」と聞かれると、反射的にこう答えます。
「えっ、なんで?なんかあるの?」
と。
「いるよ。」とか「いや、いないよ。」とか素直に答えれば良いのだろうと思うのですが、そうは答えることができません。
そう聞かれるということは、何か用事があって頼みたいのだろうと勝手に思ってしまうのです。
もっというと、答えが「いない」の時は、何か自分がやらなければならないことをできないということになってしまうので、”勝手に”罪悪感すら湧きます。(^_^;)
一方、影響力の資質が比較的上位に多くある方の「責任感」は、「責任感」の正しさ(道徳観みたいなもの)と影響力がくっついて”他者を正しく動かしたい”という欲求が出やすいかもしれません。
この場合は、自分の責任に引き寄せる感覚は、私のようなタイプよりはきっと薄いでしょう。
このように、それぞれの資質は他のどんな資質とどのように組み合わさるかでその色合いが変わってきます。
ストレングスファインダーは、5つの資質の組み合わせでその人を表すある意味シンプルなものですが、その組み合わせの数は3,300万通り以上もあります。
つまりTOP5だけみても、少なくとも3,300万人一人ひとりの違い、多様性を表現できてしまうのです。
34資質すべての並び順と考えると、実質無限大と言ってよい組み合わせの数になります。
それぞれの資質を単体で見るだけではなく、これとこれが組み合わさるとどうなるのか?の視点を加えると、自己理解に深みが出てくると思います。
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