ざわざわのメカニズム

こんにちは。


ストレングスコーチのちしきです。


先週末から昨日に掛けて、主催した近藤真樹さんワークショップ関連に集中していました。


前回は複数人数で主催しましたが、今回は一人での主催だったので、結構準備は大変でした。


こういう時、本当は仲間を募って助けてもらうのが一番良いのですが、一人でもやれてしまう私は、ついつい一人でやってしまうところがあります。


それが良い、悪いではないのですが、”頼む”とか”助けを求める”というのが苦手な私にとっては一つの課題でもあります。


ここは、そのままファウンデーションにもつながるところです。


で、とにかく一人で様々な準備をしつつ当日を迎え、ワークショップが進行していく過程においても様々な心のうちの反応が起こります。


配布するかどうか迷っていた資料を、やはり一部の方から求められ、準備ができていなかったので、なんだか勝手に責められたような気持ちになってしまい、落ち込んでしまったり。


誰も責めていないのは、わかっているんですが、「最上志向」ｘ「責任感」で、ついつい皆さんの期待値を超えるものを準備、提供したいと思い、行動している自分にとって、ほんの少しでも不備があると、自分で自分を許せなくなってしまうのです。


結局周りから責められているのではなく、自分で自分を責めているわけですね。


実にバカバカしいことではありますが、やはり一時的にせよものすごくざわざわしてしまいます。


他にも、懇親会の人数の見込みが甘く、結局14名の部屋に18名という状況に陥り、当日お店に連絡してなんとか頼み込んでOKしてもらえるまで気が気でない状態でした。


このあたりは「調和性」「責任感」が大きく関係していています。


例え人数オーバーでも、参加したいとおっしゃる方を断りたくない「調和性」。


かと言って、人数が多すぎてとても窮屈になってしまう状態を作り出してしまったことに罪悪感を感じる「責任感」。


そこが内面でぶつかってしまい、こちらもものすごくざわざわしていました。


それでも、なんとか「適応性」と「アレンジ」を使って次善の策を整えてしまうのですが。


いずれにせよ、主催の立場に身を置くと、いろいろ気にかかってしまってちょっとしたことでざわついてしまいます。


そこは、きちんと責任を果たすことで承認欲求を満たしたい「自我」も大いに関係しているところだと思います。


それでも、昔と違って”ざわざわ”が行動に影響することは少なくなりましたし、平常心を取り戻すまでの時間も短くなりました。


感情はそこにそのままあるにせよ、その感情が湧き出るメカニズムを理解し自覚しているのは大きいですね。


そして、次の段階としてはもっと自己基盤を整えていくことです。


依頼する、助けを求める、を自分に許す


罪悪感を手放し、自分で自分を責めることをやめる(基準をゆるめる)


ある意味、日常の様々な場面に自分の自己基盤の脆弱な部分が見え隠れしています。


ストレングスファインダーを入り口に、そんな世界を覗いてみるのも良いのかもしれません。


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