ストレングスコーチのちしきです。
今日午前中は、関東にお住まいの女性の方にコーチングのサンプルセッションをご提供しました。
子育ての真っ只中で、なかなか自分のやりたいことができない、その時間がない。
そう思われている方も多いと思いますし、実際その通りなのだと思います。
今日は、話しの流れの中で、コーチングで良く言われる「未完了」のお話しをしました。
やりたいのに、やるべきと思っているのにやれていない、つまりは完了させていないことがあると、それがいつの間にか行動のブレーキになっていることがあります。
何か他の事に集中しようと思っても、ふと頭をその未完了のことがよぎって集中し切れなかったり。
例えば、家のどこかが片付いていないと、そこを目にするたびに気が重くなったりとか。
なので、コーチングではやりたいことに向かう前に、まず未完了を片付けることを先に取り組むように勧めることもあります。
アクセル、ブレーキで言えば、まずブレーキとなっているものを取り除く感覚ですね。
その際、すべてを一気に片付ける必要は必ずしもありません。
と言うか、それが出来ればやってるだろうし。
逆に言うと、一気に片付けようと思っているからこそできない訳で。
では、どうするかと言えば、一つには”いつやるか”だけ先に決めて予定に入れてしまうことですね。
例えば、誰かと会って久しぶりにお話ししたいなぁと思ったとき、
「そのうちいつか時間が空いたとき」
と思っていると、その”いつか”は、まず永久にやってきません。
だから、まず約束を取り付けて、日にちを決めてしまう。
そうすると、それは放っておいても未来に確実にやってくる出来事になりますから、意識の中では「未完了」で残ることはありません。
実は、自分自身が未完了を片付けるのが苦手で、意識していることでもあります。
そして、今日かつての同僚と再会したのも、上に書いたことを意識してやってみたから起こったこと。
少しずつですが、かつての自分よりは”動く”ことに対して心が軽くなっているように感じます。
心の重石を取り除いてあげるのも、コーチとしての役目です。
そのためには、まず自分から。
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