こんにちは。
ストレングスコーチのちしきです。
最近、ポジティブさについて、ネット上でも良く目にします。
中には、ポジティブ、ポジティブと言われることに対して辟易し、抵抗感を感じている方もいるようです。
そこで、私なりのポジティブ論。
もちろん、これが正しいということではなく。
ポジティブは、ネガティブの反対ですね。
これは、当り前。
だから、いわゆるポジティブ思考というのは、ネガティブな思考を否定するものと受け取られがちだと思います。
でも、本当にそうでしょうか?
というか、そもそも本当にそんなことが可能なのでしょうか?
そういう風に考えると、きっとどこかで無理が生じると思うのです。
人間ですから、どうしたって落ち込むときもあるし、悲観的になるときもあるし、ふがいない自分に言い訳したくなるときもあるし、前を向きたくても向けないときもあります。
そんな時間はムダなのでしょうか?
私は、決してそうは思いません。
ポジティブという概念が存在するためには、必ずネガティブという概念の存在が必要です。
上があれば下があるし、左があれば右がある、そして、プラスがあればマイナスがあるのと同じです。
ポジティブ思考とは、物事を肯定的に捉えることです。
その意味では、自分の性格や傾向性についても、長所や強みに目を向けるということです。
そして、自分の長所や強みを知ろうと、自分をより深く理解しようとしたとき、気づくことがあります。
それは、自分の性格や傾向性には、常に二面性があるということ。
自分の強みは、ある場面、タイミング、相手に対しては弱みにもなり得るということ。
そしてまた、その逆もしかり。
強みにフォーカスすればするほど、自分の弱みともしっかり向き合わなくてはならなくなります。
自分の弱みに対しても、それと折り合いをつけることに肯定的に、前向きに取り組むこと。
これもポジティブだと思うのです。
自分のネガティブな部分と向き合わない、目をつぶり見ない振りをすることではありません。
ネガティブがあって、ポジティブがある。
このシンプルな事実を、しっかり受け止めることです。
強みも弱みもある、長所も短所もある、一人でやれることもあれば、他人の助けが必要なときもある、そんな自分を丸ごと受け容れることです。
それがあって初めて、どんな局面にあっても”自分は大丈夫”と思え、物事に前向きに取り組めるようになるのではないでしょうか?
これが、私の考えるポジティブです。
だから、ワクワクして楽しく嬉しいときも、落ち込んで悲しく情けないときも、両方しっかり味わえば良いと思います。
そのどちらもあるからこそ、かけがえのない自分なのだから。
今日は、陽気に誘われて番所の棚田に初めて行ってきました。
残念ながら、彼岸花はピークを過ぎていて色落ちしていましたが、静かに佇む秋景色に心落ち着く時間でした。(^_^)
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