ストレングスコーチのちしきです。
昨日の続きです。
自分の真の感情と向き合うとき、気づくことがあります。
それは、自分の真の感情を引き起こしているのは、相手の行為そのものではなく、自分の価値観や、基準や、考え方のクセといったものであるということです。
相手の行為というのは、単に目の前で起こった事実に過ぎません。
それらに意味づけをして、ジャッジしているのは自分自身です。
それら意味づけの全てに、良いとか悪いとかの区別はないですよね。
ただ、人がそれぞれ自分なりの価値観を持っているということは、自分以外の他人の価値観にも良い悪いはないということであり、その違いは尊重されるべきものだと思います。
それは、例え身内であってもです。
他人の振る舞いに、ネガティブな感情が湧いたとき、自分の何が反応したのかを見つめてみる。
そうすると、自分は、あることに対し「こうあるべき」と思っていることに気づくと思います。
そこに気づいたら、今度は、
「自分の“あるべき”は、ここで表に出すべきものだろうか？」
と自分に尋ねてみる。
その際の前提は、すべての人との関わりは、
”自分と、そして周りの人を幸せにするためのもの”
であるということを思い出す。
そうすれば、
「今のこの感情を元に相手に伝えることは、ひょっとしたら、自分の基準を相手に押し付けようとしているだけなのかもしれないなぁ。」
ということに気づくかもしれません。
こういう風に自分を見つめられるようになると、無駄に怒りの感情が湧くこともなく、少し楽に生きられるようになるのではないでしょうか？
かくいう私も、絶賛修行中！(^_^)
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