ストレングスコーチのちしきです。
人が悩みを抱えたとき、なんとかその悩みを解消しようとしますね。
あたり前です。
コーチングを依頼されるとき、その悩みの解消をテーマにあげられることも多いです。
で、あくまでコーチングというアプローチを取る限りにおいてですが、コーチ自身がその悩みを解消してあげることはできませんし、そうしようともしません。
コーチングは万能ではありませんから、場合によっては、そうするにふさわしい人に「相談」して答えをもらった方が良い場合もありますね。
それでも、コーチングというアプローチを一度は試してみる価値があるのではないかと、私は思います。
それはなぜかというと、ひょっとしたら自分の悩みはそもそも悩む必要のないものかもしれないし、そこに気づくことがあるかもしれないからです。
コーチはクライアントの悩みを、自分で解決しようとはしません。
つまり、他人の悩みを自分ごととして考えることをしません。
そうならないように自分を律しながら話を聴いています。
他人の悩みはあくまでその人のものということで、悩みや問題から距離をおくようにしています。
そして、クライアントの言葉はあくまでクライアントのものであって、自分のものでない以上、クライアントの言葉をそのまま鵜呑みにはしないように注意もしています。
その結果何が起こるかというと、
「その悩みは本当に悩みなのか？」
「そもそも悩む必要があるのか？」
という素朴な疑問を持つことを、妨げられることがありません。
なので、そんな問いをそのまま投げ掛けることができます。
クライアントの方は、そんな問いを投げかけられて最初は、
「だって悩んでるから今ここにいるんじゃん！」
という感じだと思うのですが、コーチはいろんな視点を与えながら、本当に悩む必要があるのかを掘り下げていきます。
その結果、やっぱり消えてなくならない悩みだとわかればそれでいいし、そうでなければそれはその方が良かったりしますよね。
このアプローチは、悩んでいる張本人にはやはり難しいことだと思います。
これも、コーチという第三者が介在する意義の一つだと思うのです。
良ければポチッと！
人気ブログランキングへ
★★★ ストレングスセンタージャパン メルマガ ★★★
来年７月にストレングスファインダーについて学べるスクールのストレングスセンタージャパンが開校します。
先行して無料メルマガ発行中です。
http://m.strengths-center.jp/bm/p/f/tf.php?id=strengthscenter