こんにちは。

 

「腸活エブリデイ」にお越しいただき

ありがとうございます。

 

自己紹介の大腸がん闘病記。

今日までお付き合いくださいね。

 

術後のおなかの不調を

何とか乗り切ったものの

 

次は

 

がんを再発しないために

何を食べたら良いのか、

私のアタマはがんでいっぱいなった。

 

ってところまで、お話ししました。

 

これ、、

多くのがん患者さんの悩みではないでしょうか?

 

不安で不安で、

本をたくさん読みました。

 

がん再発したくなかったら

「お肉はだめ」

「玄米菜食がいい」

「乳製品はがんのもと」

「がんに栄養を与えない」

 

ってことは、

厳密なベジタリアンにならないと

私は再発して死んでしまうのね。

 

だって今までフランス料理とかワインとか

ケーキとか食べ放題してきたから

大腸がんになったんだ。

今までのバチがあたったんだ、、、

 

がんの名医と言われるドクターにも

会いました。

 

すると私はがん体質、

がんの好きな食べ物ばかり食べてきたから、

今後はがんを育てるものを

一切食べないようにガーンきつく言われた。

 

ある意味脅されて、納得して、

ストイックな食生活を

その後しばらく送ることになった。

 

爪をもめばがんが治ると聞けば爪をもみ、

 

人参ジュースを毎日飲めばがんが治ると聞けば

毎日人参ジュースを飲み、

 

玄米が日本人の体にはいちばん良いと言われれば

玄米を食べて腹痛を起こし、でもまた食べた。

 

いったい全体

なにをしたら再発しないのはてなマーク

何が正解なのはてなマーク

 

でも弱ってる時は厳しい言葉ほど

よくひびくんだよねグラサン

 

でもね、

そんなことをくり返すなか、

私のやっていることは

自分のためになっているのだろうかと

疑問を持つように、、。

 

だってガリガリで体力ないし、

こんなんじゃ何しても楽しめない。

一生まずいもの食べて

家に引きこもることになってしまうえーん

 

●●先生の言ってることはあってるの?

●●●●療法は、どれだけのがん患者を助けたの?

 

そんなことを考え始め、

科学的根拠のあるがんの食事を

いっぱい調べた。

もっともっと本をいっぱい読んだ。

 

読んだだけでは

再発の不安は消えやしない。

 

今までやってきた怪しいことも

役に立ってると信じ、

これからは無駄なことはやめよう。

がんに縛られず、ふつうに人生を送りたい。

(↑いちばんむずかしいよねオエー)

 

そんな風に思えたのは

なんと手術から2年以上たったとき。

遠まわりしたよね看板持ち

 

そしてしだいに

私の食事療法はゆるやかになり、

美味しさをとりもどしていきました。

 

基本にあるのは

おなかを活き返し元気にしてあげること。

がんの再発予防の食事は

科学的根拠のあるものを参考に。

 

その食事法が、

いまの私の腸活ライフにつながった。

 

がんになって

悩んだり間違ったりするのは

当たり前だよね。

 

迷宮をさまよったって、いいじゃない。

誰かに迷惑かけたって、いいじゃない。

運がよければ生き延びられる。

 

 

昨日のことのように書けるのですが、

これは2001年から2006年のことです。

 

そしてその思い変わらず、

大腸がん手術から21年。

わたくし、元気です!!

 

たくさんの方に支えられ、

元気でいることにあらためて感謝しつつ、

これで闘病記は終わりますね。

 

お付き合いいただき、ありがとうございました。

またお伝えしたいことができたら、

追記していきます。

 

どうぞよろしくお願いします!!

 

手術後の思いや

実際作って食べたレシピを

綴った本がこちら。

勇気がなくてペンネームで出版した本が

昨年、自分の名前で新刊として発売されました。

「大腸がんになった料理家のごはん帖」

若くして重い病気になった方に、ぜひ読んでいただきたいです。

自分の支えは何か? 考えるきっかけになればうれしいです。

 

無料レッスン

大腸がん手術後100日を「美味しく上手に食べる方法」