ナビのない旧式の車にとって、スマホホルダーは必須アイテムだ。


しかし、30年落ちの我が重信カーには簡単に付けられない。



というのも、重信カーはかなり程度のいい個体だった。

この年式にありがちなダッシュボード割れもない。

…けどここまで綺麗だと、スマホホルダーの吸盤をくっつける気にならない!。

じゃあエアコンの吹き出し口に挟め!そんな怒号が聞こえてきた。

何を言ってるんだ。30年前のプラスチックをクリップで挟むとどうなるか?

当然、欠けるか壊れるかの2択である。


カップホルダーに差し込んで固定するタイプがある事も知っている。

しかし、重信カーにカップホルダーなどないのだ。

飲み物飲みたきゃ股間に挟んどけと取説に書いてあった。


スマホホルダーを股間で挟みたい願望はないので、別の案を探す。

ふと、ドアポケットに仕切りがあることに気づいた。


何を収納することを想定した寸法と設計なのかは知らない。当然ペットボトルも入らない。


…と、ここで閃いた。

イーロン・マスクもヨダレを垂らしながらこのアイデアを買い取ってくれるはず。


早速、東京都千代田区永田町64丁目3の7の東京特許許可局へ駆け込む。頭から崩れ落ちてる局員。横転する局長。その時、永田町に激震が走った。


そうだよね…時代の先を行き過ぎたよね。

ごめんなさい。でもきっとこれが世界を変えるの。

御説明しよう。


私は何か先のポケットに何かを挟んでスマホホルダーの台座に出来ないか?と考えた。

そして部屋にある、あらゆる挟まりそうなものを挟んだ。そして出会った。

iPhoneの箱に…!!!




このハマり具合、最高だ。


なんて素晴らしい。

純正オプションであるかのように馴染んでいる。



ドアを開けた際のカードの遊びも充分。

万が一開けすぎても根本がズレるだけだし。



ということで、完璧な一品が完成した。


ぜひ、参考にしていただきたい。