まずは前回最後にご覧いただいた図を用いてこれからレポートする道の名称を知って頂こう。




赤線は新産業の森北部地区区画道路3・4号線(以降区画道路3・4号線と呼ぶ)、青線がタイトルにもなっている市道遠藤葛原線である。


なお、黄色線は未成道へのアクセス路となる県道42号線だ。



では現場レポートに移ろう。

現在地は区画道路3・4号線と市道遠藤葛原線が交わる交差点。写真は南を向いて撮っている。


この写真だけだと、なんの変哲もない2車線道路に見える。

…右側の道が気になるところだが、それは後ほど。




が、南へ進むとすぐに車止めが現れる。

ここが区間道路3・4号線の現在の南端である。


舗装がぷっつり切れており、車止めの先はダート路になっている。

車止めの間をすり抜ける轍がある。軽なら通り抜けられる隙間なのだろう。


ダート路から見る舗装路。同じ直線上にありながら、これだけ道路規格に差がある。


未成道は道路界のギャップ萌えを先導する存在だ。



続いて北端を見に行った。例によって唐突に現れる車止めによって直進できなくなっている。


北端は、南端のように車止め寸前まで中央線が描かれておらず、少し手前で消えている。


こちらもまた車止めの間を抜ける轍がある。

一定の交通量はあるようだ。


南端から北端まで距離にしてたったの約430m。

両端が未成という地味に珍しい特性をもったミニ未成道であった。



次回、ついに表題の遠藤葛原線へ!