ああ 伸びた陽射しを僕は見届けたら


スマホの灯りだけで時刻を読んでた


ヨンマルはこれからどこへ行くのかな


さりげなく君にスジ聞いてみようかな


ああ 魔法のように空の蒼が伸びた


撮れなかった気動車が


するりと現れそうで


ヨンマルにそろそろ気づいてきたかな


立ち止まった夜に話しておこうか


さよならする夜の東側


ゆっくり そうゆっくり暮れる


隣り合わせの廃車を待つだけ…