「小野上の目撃みてくれないか」


今夜の現場はわかってる


誰にも見せない部屋着から


ちゃんとしたオタク着に着替えてる




汚れたスニーカー引っかけて


機関区目指して歩いてゆく



150㌔出しても もう私のこと


捕まえてくれないお巡りさん




踏切の向こうで鉄が騒いでる




追っかけたいとこ 先に教えて


止めた返空と語り出した司令



「こんなしょばやめちゃえ」って


いいかけて引っこ抜くタイガーロープ



俯瞰したいけど マンションがない


オートロックがもどかしい




カツいしょばしか知らない 夜の工臨



これは公道からですよ。