- 禍家 (光文社文庫)/三津田 信三
- ¥600
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最近、本を読むのが疲れるのでDVDとか、ラジオドラマをiPodで聴いたりしていたのだが、活字が恋しくなってw
ホラー系の話というか怪異譚が好きで、『日本の七不思議』とか『世界の七不思議』とか読み漁っていた子どもが
江戸川乱歩→横溝正史→国枝史郎→阿刀田高→高橋克彦 ときて次の夢枕獏の『陰陽師』以降、怪し系の書き手にめぐり合えてなかったのですが_
もしかして久々にキたか_?と思わせる作品です。
両親の事故死で祖母に引き取られた12歳の少年は、長年すんでいた千葉から東京のとある町に引っ越してきます。初めてきた町なのに以前にこの町の風景を見たような_既視感に襲われ、怪しい老人から謎の言葉をかけられ_
盛り上がる不安_何かが棲んでいる家
読み進むうちに主人公の少年に同化して、背後から何かが忍び寄ってくるような恐怖感が盛り上がってきます
畳み掛けてくる描写が物語りに引き込んでいくので、周囲に人がいる電車の中でも自分だけは小説の世界でコワイ思いをしてみてはいかがでしょうw