そしてランチのあとは、いよいよ日光東照宮へ

まずは今『平成の大修理』が行われている輪王寺を拝観しました


すっぽりと建物で覆われていて、今は特別に修復作業を見ることが出来ます

2階、3階と上っていくたびに違う表情の輪王寺を見ることが出来たので、7階に上るのもあっという間でした

逆に7階から日光市外の景色も見られました

修復にはまだこれから何年もかかるみたいです

そして本堂では、三体の仏像が並ぶ『三仏堂』を拝観しました。
初めて見るその仏像の大きさと神々しさに圧倒されました

三体の仏像は向かって右から
『千手観音』
『阿弥陀如来』
『馬頭観音』
となっていて、千手観音がお父さん、阿弥陀如来がお母さん、馬頭観音が子供なんだそうです。
お父さんじゃなくお母さんが真ん中のわけは、すべてはお母さんから産まれてくるからだって

そして阿弥陀如来は『極楽浄土』を持っている教主ということなので、天国にいる私の息子のことをお祈りしました

阿弥陀如来様に優しく見つめられている気がして、ちょっと泣きそうになっちゃった

その三仏も修理にともない移動をするので、こうして三体揃って見ることが出来るのも貴重なことなんだそうですよ

ぜひ見に行かれることをオススメします

そして次は一番の目的である五重塔です


実は今、360年たって初めて内部の心柱を特別公開してるのです

なぜかっていうと、東京スカイツリーのオープンにあわせたとのことで

江戸時代に耐震構造を考えて作られた『心柱』が、スカイツリーの建築に応用されているんだそうです

拝観料300円を払うと、クリアファイルをもらえますよ


五重塔の中をのぞくと、ひんやりとした重い空気を感じました

確かに心柱は上からつり下げられていて、床から10cmくらい浮いていました

江戸時代なのに、職人さんってすごいなぁ

それからはもちろん東照宮を見て(唐門がキレイに修復されていました
)、二荒山神社、大猷院なども見ました。
共通拝観券で、全部を見尽くして大満足でした

東照宮は行く季節で雰囲気が変わるし、その時々の催し物があるから何度行っても飽きない

