『告白』のDVDを観ました。
これから観る予定の方は、ネタバレになるのでご注意を


原作を読んだのと、監督が『下妻物語』『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督だったことで、絶対に観ようと思っていた映画です。
でも、一番に思ったことは...
「映画館で観なくて良かった」
暗くて重くて不気味で、映画館で観ていたら間違いなく、夜眠れなくなったと思います。
今までの中島監督っぽい映像もありつつ、まったく違うよね、下妻とは(笑)
普通の人が、いくらでも殺人者になれるんだなぁ。
そして殺人者を作るのは、やっぱり人間なのかも。
もっと絞りこむならば、愛情?
人は愛情さえ足りていれば、「人を殺さない人生」をおくれるのかもしれないと思いました。
なんてね。
(怖い!)
監督が「松さんじゃなきゃ出来ない」と言っていた言葉。
よくわかりました。
難しい役だし、他の女優さんだったらもっと嘘くさくなってただろうな。
一週間レンタルだけど、繰り返しは観ませんよ。
こんなに暗くて救いようのない映画が、アカデミー賞の作品賞ってどうなんだろ?
でも「おもしろかった?」と聞かれたら。
「けど、おもしろかった」
と答えます
