春になると逢いたくなる人がいます。

24.5歳の頃に付き合っていた表現が不器用だけど、とても優しかった人。

 

その優しさは私にだけではなかったので、寂しい思いをした事も

ありました。

 

普段表現が不器用な分、酔うとどっぷり愛情表現してくれた彼。

苦しいくらい抱きしめられたり、恥ずかしいくらいの甘い言葉を

言ってくれたり。

今思うとものすごく独占欲の強い言動があった様な気がします。

あの頃は気づかなかったけど私が素直に受け入れていたら、もしかして違った結果になっていたのかな?なんて。

 

春に思い出すのは彼といったお花見のせい。

一緒に行こうと思っていたのに雨が降ってしまい、残念がっていたら

「雨の桜もいいもんやで」

と一緒に行ってくれました。

 

とはいってもめちゃくちゃ寒いし、雨だしどこも座れなくて、学生だったからお金もなくて立ったまま缶のお酒を飲んだだけ=3

 

でも15年以上経った今でも春になるとそのことを思い出すし、その時の彼の表情をはっきりと思い出せるくらい。

今年は一人であの場所に行ってみようかな?