山陰まで足を延ばせば。 | しげるんるんウェブログ-上三毛郡上毛町を歩く-

山陰まで足を延ばせば。

久方振りのまとまった余暇を活用して、山陰鳥取島根へ。

どこもかしこも観光客で賑わっているふうに見えるのだが、勝ち組と負け組の差は歴然としてる。
みな、人を呼び込み地域経済を浮揚させることに躍起になっている。当然、観光振興に力を入れる自治体は大多数を占めるわけで、地域のポテンシャルとその巧拙如何によっては、苦心惨憺の道を歩むしかない。

特産品について言えば、「地域限定、オリジナルの特産品」と豪語しながら、実は全国どこにでもあるジャムだったり、ドレッシングだったりする。購買意欲が起きるハズもなく、もはや手に取ってみようとさえ思わなかった。商品開発の難しさなんだろうと思いつつも、空虚感が漂う。


こうげについても、観光施設の土産品コーナーには、おとなり大分県のものが目立つ。

それはそれとして、少し俯瞰してみると、チムニーブレッドやプリン豆腐など、「なぜか売れている」といったモノが見えてくる。また、伝統が重んじられ、細く長く大切にされている川底柿ようかんもある。
これらが、直売所に並ぶその他の商品の牽引役となっているのは間違いないのだが、それだけでは駄目だということに、みんな薄々気づき始めている。


とある地域、山あいの集落の庵では、幾つかの大きな公共事業の会合が行われている。
公共事業といっても一過性のハード事業のようなものではなく、地域のモチベーションを高めながら、サスティナブルな活性化を目指すもの。


こうげ、これからますます面白くなる。





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初めて訪れた鳥取砂丘。期待値が高すぎて拍子抜けしてしまう。



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鳥取砂丘周辺は、らっきょう栽培の適地。偶さかに通りかかったこの景色のほうが圧巻だと感じるという、なんとも皮肉なめぐり合わせ。





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街路灯をはじめ、商店其々に工夫がみられる。地域全体で取り組む姿勢がヒシヒシと感じられる。タクシーの天井のサインまで目玉のおやじだったのは嬉しかった。



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目玉のおやじは、すでに神の域に達している。




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出雲で「ぼてぼて茶」を戴く。泡立てた番茶に、黒豆やコメ、漬物を投入。雑炊のようなお茶なのである。




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山中にある庵での会合。ここにはアイデアがあふれていて、いつも勉強になることばかり。この日は、偶然にもちくごの姉御も訪問。御縁の広がりを実感する。





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先週撮影した山口豆腐の三代目。50年続くこうげの老舗豆腐屋は、いつも元気いっぱいだ。なぜ売れる?を検証したい。